阿伏兎観音祭花火大会〜広島県沼隈町





何とか仕事を定時に終えて現地へ向かい、去年と同じ場所から狙う。
実は、去年のフィルムはカメラ破損により現像不能になってしまったので
どうしても阿伏兎の花火を去年と同じ場所で撮りたいと思っていた。
18時に仕事を終えて40分くらいで現地に到着。
いつも思うことだが、ここの花火大会は毎年8月9日に開催されるのだが、
特別、福山市がHPで宣伝している訳でもなく無名の花火大会だが、
どういう訳か観覧客が集まってくるのだから不思議。
天気は、今にも雨が降りそうで時折、ポツリと降ったり止んだりして非常に蒸し暑い。
今日は煙で撮影にならないかな。
そんなことを思いながら、機材の準備に取り掛かる。
今日は最適な条件で撮影したい。



花火が打ち上がる15分くらいから灯篭流しが始まり、
ゆっくりと灯篭は沖へと流れていく。
今いる所からでは小さな灯りしか見えないが、
先祖や亡くなった人達の供養で流される灯篭は、今生きている人達との繋がりを感じさせるように見えた。
そして20時00分、花火が打ち上がる。
毎年、芦田川の花火大会に比べると規模は小さいが打ち上がる花火は大きくて迫力があり、
一体、どこにそんな予算があるのか?と思うが、きっと地場の強力な協賛者がいるのかもしれない。
花火の内容は、富士火工による打上で例年通りの内容。
オープニングの一斉打ちの後に大玉(7号か8号)が上がる。
時間にして15分くらいで物足りないものもあるが、
仕事終わりの一杯のような気軽に行けるのでちょうど良い。

結局、雨も煙の影響も無く順調に撮影が出来た。
これで去年の悪夢が1つ報われ、気分的には私も去年の自分に灯篭を流したい気分でした(笑)
さて撮影結果はどうなっているか・・・





写真館 二千年一夜