2008年に初めて安芸津のジャガイモ畑を見に行ったのだが、
生憎の曇り空で思うような写真が撮れず、いつかリベンジしようと思っていた。
今年は日照不足で例年よりジャガイモの花の開花が遅く、収穫もずれていることを新聞で知った。
今が見頃ということでフィルム消化撮影を兼ねて2年振りにリベンジすることに決めた。
ジャガイモ畑のある赤崎地区は案内板も無いので2年前の記憶を便りに向かう。
8時に家を出て1時間40分後に到着。
北海道のような広大な景色は望めないが、背景に瀬戸内海が広がっているのは安芸津町ならではの景色。
花は満開だったが、部分部分収穫終了している畑もあり、それはそれでアクセントになって写真的には面白い絵になった。
今年は日照不足で収穫が遅れている。
そう言っていたおじいさんが暑い日差しを浴びながらジャガイモを収穫していた。
辺りを見渡せば電線があり、普通に家があり、特に珍しい景色ではないので
初めて訪れた時は構図選びに苦労したが、2年前と同じく海を背景にして構図を練る。
同じ場所で撮影を終えたが、西から雲が流れる予感がしたので、しばし待機してみた。
すると予想通り雲が広がってきたので撮影再開。
フィルム消化撮影ということもあったが、今日は雨前のせいかとにかく暑く日差しがキツイので、
撮影場所を1箇所に絞って横、縦構図で露出補正して撮影を終了。
撮影終了後、いつものところでジャガイモコロッケを買って帰宅。
全国的には有名じゃないかもしれないが、
安芸津のジャガイモは本当に美味しくて好きです。
写真館 二千年一夜