鏡山のツツジ〜佐賀県唐津市

GW撮影最終日は、この2日間の撮り溢した場所を廻る。
夕方には門司港に立ち寄りたいので午前中までに工程を終えなければならない。
最初に猪堀の滝へ向かう道中、鏡山のツツジが見頃を迎えていた事を
ネットで知っていたので急遽、鏡山へ上がってみることにした。
8時00分、鏡山に到着。
山頂にツツジ園があるが撮影するまでに至らず残念。
せっかくなので展望台から西の松原を見ようと西側の展望台へ行ってみた。
西の松原、遠くに見下ろす唐津城や唐津の街並みを俯瞰出来る素晴らしい光景が広がっていたが、
今日も生憎の黄砂で白っぽい空だったのが残念。
若干、ツツジが咲いていたので撮影。
西の松原は、松以外の木々が育ち新芽で色がまばらになっていた。
観光客はまだ誰もおらず朝の日差しが新緑を射して心地よい静かな朝が広がっていた。






猪堀の滝〜佐賀県浜玉町

国道から県道306号線を走っていくと滝の案内板があり、
ハウスミカン農園沿いの山道を進んでいくと滝に着く。
9時00分、到着。
駐車場から5分ほどの階段を上ると滝がお目見え。
滝の周りにはお堂、仁王様、そしてしめ縄が飾られて信仰のある滝のようだが、
正直、撮影するには余計なものが多すぎる。
期待していた滝とは少しかけ離れていたので軽く撮影して終了。




唐津城の藤〜佐賀県唐津市

昨日の朝刊で唐津城の藤が有名で見頃を迎えているようなので急遽寄ってみる。
9時50分、城の一番近い駐車場は既に満車だったが辛うじて駐車。
季節外れで空いているかと思ったが、藤目当てなのか朝から多くの観光客で賑わっていた。
入城料400円だが藤のあるところは城外なので無料。
樹齢150年の藤は見事で新緑のモミジが絡み合ってとても綺麗だったが、
観光客が多いのと藤にボンボリがついて撮影するにはあまりにも面白くない。
今回は撮影を見送ったがもう少し早く訪れるべきであった。








見返りの滝〜佐賀県相知町

唐津から少し南下した所に見返りの滝の案内板を見かけるので
案内板に沿って進んでいくと滝がある。
紫陽花で有名な滝なので今の季節は少ないかと思ったが、
さすが滝百選、結構な人で賑わっている。
紫陽花は咲いていないが周りの新緑が綺麗で
これなら秋の紅葉もまた綺麗だと思った。
水瀑が無いイメージがあったが、上流のダムで放水をしているのか
結構な水瀑があり、また高さもあって遠くから見ると美しい滝である。
滝つぼ近くまで行けるが敢えて離れたところから周りの光景を入れて広く入れてみた。
滝周りは観光化され愛好家には好まれないかもしれないが、
個人的には、トタン板で作られた旅館など雰囲気はなかなか良い。
フィルムと時間の関係上、今回は1カットのみで終了。
紫陽花の咲く頃に見れるものなら見てみたいものである。




蕨野の棚田〜佐賀県厳木町

見返りの滝から蕨野へ移動。
12時00分、到着。
前回は大雨で撮影断念したが今日も時間の都合上、現地調査のみ。
交流広場でマップがもらえただけでも来た甲斐があった。
それにしてもこのマップを見るだけでも相当広いので、
マップ片手に半日掛けて散策してみたい。
とりあえず今日は大平展望台から俯瞰してみたが、
ポスターのように棚田らしい棚田の絵にはならずあまり面白くない。
ポスターの写真はどこから撮られたのか交流広場で尋ねてみると、
もうこの写真は木々が成長して撮影出来ないとか・・・
12時30分、厳木を後にして相方さんの実家、大町へ戻り帰省の準備に取り掛かる。




門司港レトロフェスタ花火&レーザーショー〜福岡県北九州市

15時00分、大町を出発。
順調に高速道路を走らせるものの福岡IC附近で25キロ渋滞にはまる。
3時間を見ていたが門司附近でも渋滞は続き、
門司に着いたのは19時前だった。
ICを降りて門司港附近は渋滞も無く混雑はしていなかったが、
附近の駐車場は予想通りすでに満車。
近くのパーキングを探していると少し離れた所に臨時駐車場があった。
500円/日だったが係員はおらず実質上無料で止められてラッキー。
久しぶりに門司港に降り立ち、懐かしさを感じるかと思ったが、
以前と比べてレトロらしさが消えるほど新しくなっているように思ったのは気のせいだろうか。
今回訪れたのはレトロフェスタのイベントの1つである花火&レーザーショーが目的。
花火と言っても打上花火ではなく特殊効果花火なので、
花火自体は期待していないが、トータルプロデュースによる演出なので
音楽、レーザーがどのようにシンクロするのか楽しみ。
場内もイベント終盤のせいかさほど混雑はしておらず観覧客の邪魔にならないように
外灯横に三脚を立てらせて場所取り完了。
ショーは20時からの20分間。
時間が経つにつれて混雑度も増していた。
周りの外灯や露店の明かりが強すぎて支障があるのでは?と思ったが、
露店の消明を呼びかけるアナウンスがあり主催者も粋な計らいをしてくれる。
正直、期待はしていないイベントだったが、
やはりレーザーと特殊効果、そして高音質な音楽を使いこなす演出は近くで見て迫力があり感動だった。
行くのを断念しようかとも思ったが来て良かった。
イベント終了後、レトロの街並みを探索することもなく門司を脱出。
帰省ラッシュで渋滞するかと思ったが、山陽道に入ると渋滞も無くスムーズに家に帰ることが出来た。





写真館 二千年一夜