日吉津のチューリップ〜鳥取県日吉津村

関金町で花火が打ち上がることを知ったのは既にお祭り終了後で悔しい思いをしてから早1年。
某花火サイト掲示板で主催者が書き込みしていたのを見て今年も行われる事を知った。
関金町といえば、個人的に思い出ある温泉地ということもあり、4年振りの関金入りとなった。
せっかく鳥取県内に行くのならどこか抱き合わせ撮影をしたいということで、
事前調査してみると日吉津のチューリップが見頃を迎えているらしいので行ってみることにした。
高速利用で2時間弱の移動、12時30分に到着。
特に案内板も無ければ観光農園という訳でもないので場所はわかりずらく、
製紙工場が近くにあるという過去の記憶を便りに何とかたどり着いた。
過去、何度か訪れている日吉津村だが年々チューリップ畑の規模が狭くなっているような気がしたが、
快晴の空の下で見る色鮮やかなチューリップは心癒される光景で、
大山を背景にまだ咲き始めのレンゲ草、少し冷たい風に運ばれる菜の花の匂いに春を満喫した。
村ではあるものの周りはそれなりに賑やかな都会なので余計な障害物は避けられないが、
それはそれで日吉津らしさが写真に表れればと思いながらシャッターを切った。
ローカルな観光地なだけに訪れる人もまばらで写真は撮りやすく、
個人的に好きな場所なだけにまた機会があれば立ち寄って見たい心癒される場所です。





大山〜芽部神社

日吉津の後、大山で桜と一緒に撮れる場所が無いかと車を走らせたが、
時間の都合上、定番スポット、ミルクの里で昼食を取って下山した。
まだまだ春は遠い大山スカイラインも独特的な雰囲気があって面白いが、
やはり写真を撮るなら新緑か紅葉シーズンかな。



蒜山経由で黒岩の山桜を見に行ったが残念ながらまだツボミ。
GWでは既に見頃を終えているので、
来週末当たりが見頃なのか、それとも今年は寒いのでGW頃が見頃なのか・・・
近くに芽部神社の桜並木が桜名所として有名なので寄ってみた。
桜はちょうど見頃を迎えていたが、16時を回り時間の都合上今回は現地調査のみ。
日本一大きいと言われる石の鳥居を絡ませて撮ると芽部神社らしさが出て良さそう。




関金つつじ温泉祭り〜鳥取県関金町

本日のメイン撮影である関金町に着いたのは17時頃。
イベント会場はそんなに混雑していないので花火調査の前にツツジの名所である亀井公園へ行ってみた。
徒歩15分くらいで山頂まで上がれる公園で山道の所々に自生しているツツジが楽しめる。
本当に6万本あるかどうかは微妙だが、まだ開花していない花も多く見頃はあと1週間後。
山頂まで上り展望台から関金の街並みや夕暮れを絡ませて構図を練りシャッターを切る。
逆光に透過するツツジの色がとても印象的だったので写真に表れてくれると嬉しいのだが・・・





展望台から無料の望遠鏡があるので覗いて見ると花火打上場所を発見。
少し高いグラウンドからの打上と判明し、これでは会場からの撮影は不向きと判断。
どこから撮影しようかと考えながら下山していると打上場所と同じ目線の場所があり、そこを第一候補として頭に入れておく。
その後、イベント会場で時間を潰し打上時刻である20時前に再び亀井公園に戻り撮影準備。
約1100発、20分、内容は最大3号玉と規模は小さく、
また撮影距離も少し離れていたため感動は少なかったものの
ラストの冠菊の打上など鎌田煙火による演出は楽しめました。
少し露光時間を長くして関金の街並みを入れたのがどう結果に出ているかも楽しみ。



花火終了後、特に混雑することもなく関金町を後にする。
贅沢な昼食をしたので帰りはひたすら313号線を下山、3時間コースの家路となったが、
高速道路で帰っても2時間はかかるので、時間を気にしなければ実はそんなに変わらない。
お祭り企画で協賛旅館は3千円(素泊まり)出来たらしいので、
来年は、冷え切った体を温泉で暖めて、翌朝、蒜山で早朝撮影するのもありかな。




写真館 二千年一夜