いんのしま水軍花火大会〜広島県因島市




今日は全国各地で有名な花火大会が行われる集中日で、
中国地方圏内でも広島港、岩国港、宇部、備後地区だけでも府中、本郷など近場で花火が上がる。
今日は仕事なので遠征も出来ず18時上がりなので近場で空いている因島に行くことにした。
因島の花火は、過去何度が撮影しているが漁港ならではの雰囲気のある花火写真に仕上げたいと思いつつ
未だ成功に及ばず。
19時に家を出て30分程度で現地に到着。
心配していたお目当ての駐車場も楽勝で駐車。
前回撮影した市民会館からは数名のカメラマンがスタンバイしており、
やっぱり撮影するならここがベストかな?と思いつつ海岸に下りる。
初めて訪れる人は、台船から打ち上がると思い場所を確保するが、
実は大玉が向かいの島から打ち上がるため、台船からある程度距離をとらなければ完全にフレームアウトとなってしまう。
台船は撮影者にとってはダミーなので油断出来ない。
ちなみに会場付近が一番賑やかで混雑しているが海上に高圧線が走っているので撮影には向いていない。
駐車場に近く混雑もしていない北側が一番のオススメポイント。
おまけに家から30分以内で帰れるので個人的には好きな花火大会である。
道路沿いでヘッドライトが眩しい不満を除けば前景に漁港を入れたベストポジションを確保してしばし待機。
日も落ちて夕暮れになる瀬戸内海は風情があって時間の流れが止まったかのように感じる。



20時30分、花火が打ち上がる。
予想通り島から大玉が打ち上がり、まさしくこれこれ!と思いながらシャッターを切る。
風向きも抜群。
花火の内容も富士火工にしては見ていて飽きの来ない演出で十分楽しませてもらった。
公表はされていないが、昇りが上がる時間を見るからに尺玉ではないかと思われるが、
体の芯にズシっとくる大玉も堪能出来る。
30分の間に約3000発の大小様々な花火が打ち上がり、
単発、大玉、小型煙火、スタマのローテーション。
花火情報サイトの説明では「間髪入れずに約3000発が一気に打ち上げられる花火」と記載されているが、
一応、間髪入ってます(笑)
必要以上に長く多い尾道の住吉花火と比べると、やはり個人的には因島の花火が好きかもしれない。
そういえば尾道の花火はしばらく見ていないな。
ラストは大小の冠菊の連打で終了でとても心地よい花火を見させてもらいました。

帰りは一般道路に出るまで多少時間はかかったものの、
そこを抜けると家までストレス無く帰宅。
久々に仕事終わりの花火撮影でした。






写真館 二千年一夜