落合納涼花火大会〜岡山県落合町



先週に引き続き今週末も花火大会集中日で近場だと尾道、呉、成羽、笠岡など
どこに行こうか迷っている中、どうしても撮りたい構図があった落合を選んだ。
15時過ぎに家を出発。
高速道路を快適に走り17時前に到着。
インターに一番近いお目当ての駐車場もガラガラだった。
途中、雨に降られたが現地に着いた頃は雨の心配も無く、
山奥にある町なので局地的雨や蒸し暑さを覚悟していたが心地よい風が吹いて涼しかった。
撮影場所は決まっているので軽く現地調査して本部でプログラムを貰う。
時間に余裕があるので、いつもは通過するだけの落合町内をのんびり散策して町の雰囲気を楽しんだ。



落合の花火は過去2度撮影しているがいつも下流側から撮影しており、
今度来た時は落合橋を前景に撮りたいと思っていた。
もしかしたら混雑するかも・・・と思っていたが先客カメラマン3名以外に観覧客はおらず、
殆どの人はメイン会場付近に集中しているようだった。
距離は少し離れているものの、6号玉が打ち上がるのである程度離れた方が都合は良い。

※河川敷から狙う構図と土手からの構図。
 高さを確保した方が川の映り込みが美しい。

本編は 19時50分からだがオープニングとして40分に花火が打ち上がる。
今年も特に演出は変わっていないようで8景のプログラム+森上煙火によるオープニング花火。
2500発の花火を約1時間かけて打ち上げるので、
流れ的にはのんびりした展開で1景と1景の提供も長いが、
撮り手としては煙が掃けて助かるし、
単発が多い分、森上煙火のお手製花火、創造花火や冠菊、柳や点滅など多彩な種類を
一発一発楽しめる愛好家にとっては嬉しい演出ではないかと思う。
花火が開花した時に浮き上がる落合橋のシルエットも撮影していて面白く、
これが花火とコラボしてどんな絵に仕上がっているのか現像上がりが楽しみ。
風向きはしょっちゅう変わり、時折、煙に隠れることもあったがラストは煙に隠れることなく美しい冠菊の連打で幕を閉じた。



花火終了後、特に渋滞、混雑することもなく難なくインターに乗って落合を脱出。
久々に落合の花火を堪能してとても心地よい時間を過ごす事が出来た。






写真館 二千年一夜