西大寺会陽冬花火〜岡山県岡山市




2002年初観覧以降、今年で10年目の撮影となった西大寺会陽冬花火。
ちなみに花火は10年連続だが裸祭りは1度観覧したのみで撮影は1度もしたことが無い。
去年から花火打上が21時から19時に変わり、仕事があれば諦めようと思っていたが、
今年も仕事が休みで無事に行く事が出来た。
久々に下道で岡山へ向かうため15時過ぎに家を出たが、
相変わらず渋滞が激しく、現地に着いたのは18時過ぎ。
いつものところに車を止めて河川敷をのんびり歩く。
去年は対岸の打上附近まじかの近距離で撮影で今年もその予定だったが、
今日は雲天で綺麗な夕暮れ空は望めそうに無いので吉井川越しの撮影に切り替えた。
メインは裸祭りなので花火観覧客は相変わらず少ないので、
のんびりゆっくり、しかも特等席で花火が観覧出来るのは10年経っても変わっていない。
風向きは上流に向かって吹いてまずまずの条件。
風は冷たいが強風ではないので川面も波が立たず綺麗な花火の映り込みが期待出来そう。
グラウンドの照明も5分前に消灯、そして19時に花火が打ち上がった。
花火の演出は花火業者が変わっていないので基本的に去年と変わっていないが、
出し物はその年によって変わっている。
今年は、広い河川敷を利用して5箇所からの単発打ちがあったのは面白かったが、
一斉にワイド打ちが無かったのは残念。
ラストは二ヶ所からのスタマで迫力ある演出。
森上煙火の牡丹は相変わらず綺麗で打ち止めは毎年恒例の冠菊の一斉打ちで終了。
周りに観覧客がいないので拍手喝さいは無かったが、
近くで見ていた子供達が、花火が打ち上がるたびに大はしゃぎしていたのが面白かった。
子供達にとって季節外れの花火は夏とはまた違う良い思い出になったに違いない。



花火終了後、裸祭り観覧は今年も遠慮して早々と西大寺を出る。
河川敷を歩いていると風向きが変わり懐かしい火薬の匂いが漂ってきた。
久々の花火撮影はやっぱりいいものだと思いながら今年も無事に会陽冬花火を終えた。






写真館 二千年一夜