玉野まつり花火大会〜岡山県玉野市



今日は米子と玉野で大きな花火大会があり、
しばらく米子の花火を見てないので、いつか行ってみようと思いつつ
日曜日開催で翌日の仕事を考えると足が遠のいてしまっていた。
どのような花火が上がるのか問い合わせてみたが連絡は無し。
一方、玉野市からはちゃんと問い合わせの返答もあり貴重な情報まで頂いた。
そうなると気分的には米子から玉野に傾き、玉野行きが決まった。

玉野の花火は前回撮影しているので会場の雰囲気は把握しているので特に早く出掛ける必要も無く、
15時頃に家を出て、鴨方ICから下道ルートで玉野を目指し17時頃に現地に到着。
お目当ての駐車場は既に満車に近い状態ですべり込みセーフ。
前回よりも観覧客が多く感じるのは、今年は玉島の花火が中止になり
花火観覧客が玉野に集中しているのかもしれない。
昨日に引き続き今日も夏独特の暑さは無く心地よい風が吹いている。
時間に余裕があるため、海岸沿いを歩いて軽く現地調査。
前回気になっていた小高い山からの場所は撮影不能ということが判明。
そして前回撮影した場所は、既に場所取りされていて撮影不能。
海岸沿い一帯は、早々と場所取りされていて入る余地は無く、
噂に寄ると3日前から場所取りが完了されているとか・・・
あまりに近すぎるため撮影には向いて無いが、観覧するには大迫力の花火が楽しめるに違いない。
ズラっと露店が並ぶ道路はやがて歩行者天国になり大勢の人で大混雑となった。



漁港を前景に撮影場所を決めていたが、イマイチ気分が乗らず、かといってこれといった場所も無い。
そんな中、小高いところから撮影出来る場所を発見。
ここは前回調査済みのところだったが、細かく調査すると違う角度から撮影出来る場所を発見。
ただ個人宅の敷地の可能性があったので、所有者の奥さんに許可を得て撮影させてもらった。
電線が海にかかるのは気に入らないが仕方ない。



日が暮れて街に灯かりが灯り歩行者天国になった道路は露店で光の線が一直線に伸びていた。
今回はその光の線と花火を入れての構図で狙う。
オープニングは尺玉が上がると予想して横構図で狙いを定め、
そして20時00分、カウントダウンで花火は打ち上がる。
予想通りオープニングは尺玉で開幕。
尺玉20発を含む4000発の花火を1時間、2景に分けて展開されるのは前回と変わっていないが、
今年は東日本震災復興支援の意味を込めて、2景では東北の煙火業者の花火玉も用意されていた。
このような東北の花火業者の支援は、玉野以外でも近場だと広島港、笠岡、米子など
いろんな地方で行われているようだが、
東北の花火のレベルは高いので、例年になり美しい花火が打ち上がることが期待出来る。
ここ玉野でも三重芯!?と思わせるような多重芯が打ち上がり驚かされた。
ラストは佐賀火工のお家芸でもある2箇所による怒涛の連打、煙で泣かされることもあったが、
頭に描かれた構図になり、現像の結果が楽しみ。



21時00分、花火終了後、急いで駐車場に向かったものの時既に遅し。
ここの花火大会は、第一景と二景の間に小休憩が入るため、
第一景を見終わると、それで満足したのか帰り出す客が大勢いるため
花火大会終了後でも既に渋滞となっているのだ。
それでも前回は中心部を抜けると渋滞は解消された記憶があるが
今回はいくら先に進んでも渋滞は解消されず、結局、由加山付近までノロノロ運転でかなり家に帰るのが遅くなってしまった。
もしかしたら前回は、国道30号線を通って帰ったのだろうか・・・
今回の撮影があまりに面白かったので次回は2台態勢で挑みたい。
そして帰りのルートは由加山経由以外で帰ることにする。






写真館 二千年一夜