星拾丘展望台〜広島県沼隈町






去年の倉橋島に引き続き、今年も広島県内観光誌の表紙に美しい瀬戸内海の風景が掲載されていた。
名前は聞いた事無かったが内海大橋が写っている見慣れた景色は、星拾丘展望台というところから撮影した場所。
いつか晴れた日にと思いながら仕事と暑さの疲れで9月になってしまった。
9月になると少し朝と夜の暑さも和らぎ秋の気配が見えてきたので、
ようやく重い腰を上げて行ってみることにした。
この日は天気が良かったものの、昼前になると風が強く雲も出てきて中途半端な天気になってしまった。
ネットによると東口の遊歩道からが近いようだが、
怪しい道に立ち往生して断念。
阿伏兎観音の近くにある西口からアクセスを試みた。
途中、休憩所を経由してそのまま遊歩道を上ると展望台へ続くらしいが、
暑さで断念して北口へ下る事にした。
その途中に観光誌の表紙に掲載されている景色に出会った。
今日は条件が悪いのでカメラの出番は無かったが、穏やかな朝を狙ってみたいと思う。

そして夕方、再度東口からアクセスを試みた。
今回は、しっかりネットで事前確認して挑んだが、
途中、怪しげな分岐点に迷うことなく無事到着。
この時期ならではの蜘蛛の巣地獄やヘビに遭遇するハプニングはあるが、
北口や西口に比べると平坦な遊歩道で楽だったような気がする。
展望台は怪しげな木造造りで今にも壊れそうで怖いので修復工事をお願いしたいが、
誰もこんなところに来ないのだろうか。
阿伏兎山の山頂からは眺めも良く360度のパノラマが広がり、
朝はもちろん夕暮れ時に染まる瀬戸内海も美しいに違いない。
9月から10月にかけて太陽が内海大橋の近くに沈むはずなので、
今日は生憎の厚い雲に阻まれ夕日を見ることが出来なかったが、
近日中に再び訪れてみたいと思う。


左:北口中腹より 右:阿伏兎山展望台より









写真館 二千年一夜