大興善寺〜佐賀県基山町






GW初日、当初山陰方面の遠征を考えていたが、
予定を変更して今年も妻の実家帰省を兼ねて肥前撮影の計画を立てた。
2年前に訪れているので大興善寺にはしばらく訪れることは無いと思っていたが、
出発前にHPを見ると、前回見頃じゃなかった一目一万本付近が満開になっていたので急遽、大興善寺寄ってみることにした。
実は当初、藤棚めぐりをする予定だったが、天気が悪いのと見頃を過ぎていたので取りやめた。
天気予報は雨から曇りの予報だったが、出発する2日の夜の時点では小雨。
いつか止むだろうと思いながら夜の高速を走り、途中何度か仮眠をとりながら現地に着いたのは翌朝8時頃。
開園時間は9時30分だが、係員が早く来ていたので今回も30分早く入園させてもらう。
入口付近は既に見頃を過ぎているので早々と通過して目的地である一目一万本に向かった。
ここ数日の雨風で花が痛んでいないか心配だったが、躑躅は見事に満開。
目の前に広がる大パノラマはまさに一目一万本と呼ばれるだけの迫力。
観光客が来る前にさっそく撮影開始。
朝は逆光になり撮影の難しさを把握していたので、敢えて天気の悪い今日は撮影に適していたが、
曇りの予報に反して雨が長引き撮影は困難だった。
これほど素晴らしい躑躅も二日後にはかなり花が痛んでいたようで、
今年の春は激しい天候の変化で桜と同じく撮影のタイミングはかなり難しいようだ。



撮影を終えて車に戻るころには雨も止み、
佐賀へ向かう頃には雲と雲の隙間から青空が見え、暑い日差しが射していた。


ハウステンボス
世界花火師競技大会国内予選〜長崎県佐世保市


ここ2年連続GWは黄砂に見舞われたが、
今日は雨上がりのすっきりとした青空が広がろうとしていた。
妻の実家である大町でのんびり過ごした後、16時頃にハウステンボスに向けて出発。
時間に余裕があるので高速は使わず下道を走る。
陶器市で混雑している有田町を避けて、波佐見、川棚経由を選択したが川棚からまさかの大渋滞。
どうも市境の峠の信号が原因で上下線ともに渋滞を招き、これなら川棚を避けて県道142線を走ればよかった。
最初から撮影場所も決めていたので過去に何度も現地調査しているので特に調査することもせず、
外は強風で今の時期にしては肌寒く、移動の疲れを労うべく車内でのんびり過ごした。

世界花火師競技大会初日は若松屋。
そして二日目の今日は去年のGW運良く見れた山崎煙火が今年も参戦。
20時20分より打ち上げ開始。
大中小の玉を上手くまとめて展開する素晴らしい演出を楽しませてもらった。
遠くからハウステンボスの雰囲気を絡めて撮れば絵になるが、
山崎煙火の美しい花火はやはり近くで見なければ勿体無い。
良い写真を撮ることも大事だが、やはり撮影を楽しむことも忘れてはいけない。
風はそれなりに強く風上だったこともあり玉が変に流される事も無く撮影はしやすかったが、
あれだけ強かった風なのにも関らず、ラストはまさかの煙停滞で肝心の上部が撮れなかったのは痛恨だった。
撮影場所からは殆ど聞こえなかったが、園内からだとアナウンスや音楽が流れていたようで、
今日は花火百花というタイトルで打ち上げられたらしい。
約20分による打ち上げ。
ローカルな花火大会以上に贅沢な花火大会、さすがハウステンボス。
二日後に行われる片貝煙火による演出に大きな期待を抱きつつハウステンボスを後にした。







写真館 二千年一夜