長串山〜長崎県鹿町町






5月4日は絶好の天気だったが義弟宅訪問のため撮影はお預け。
5日も予報は晴で絶好の撮影日和。
去年黄砂で中途半端な撮影となった肥前撮影を決行。
まずは長串山へ向かうべく6時に大町を出発。
西九州自動車道が佐々町まで伸びているため長串山までは1時間30分で着きとても便利。
途中、去年気になった日本本土最西端と言われる神崎鼻公園によってみたが、
特に写欲をそそられることはなかった。



そして長串山に到着。
残念ながら躑躅のピークは既に過ぎており、九十九島も少し霞かかっていた。
せっかく早起きしてお金と時間をかけて来た甲斐無く次の撮影地へ向かった。




土谷の棚田〜長崎県福島町

長串山から一気に福島町へ移動。
夕景で有名な棚田だが、さすがに10時だと人も疎ら。
それでも写真を撮っている人や訪れる観光客がいるのだから知名度は高いことがわかる。
今日は残念ながら目立つ面が放置されており、まだ準備していないのか休耕田なのかは不明。
某所ではカメラマンのマナーが悪く、敢えて準備を遅らせている話も聞いた事あるが、
棚田撮影においては細心の注意が必要である。
夕景撮影に訪れるカメラマンにとっては残念な結果になることは間違いない。
軽く撮影をして次へ移動。




大浦の棚田〜佐賀県肥前町

11時00分、大浦の棚田に到着。
ここの棚田の知名度は低く訪れる人は少ないが、
殆どの田んぼに水が張られているので個人的には好きな棚田である。
こちらも太陽の沈む方向を考えると綺麗な夕景棚田になるのではないかと思われるが、
どうしても近場に二箇所有名な夕景棚田があるので、訪れる機会は難しいがいつか挑戦してみたいと思う。




浜野浦の棚田〜佐賀県玄海町

12時00分、さらに北上して浜野浦の棚田に到着。
この時間だと人も疎らだが、今日のような天気だと数時間後には大勢の観光客やカメラマンで一杯になるであろう。
夕景時も良いが、混雑を避けてこの時間に見る景色は青空と青い海がとても綺麗で悪いものではない。




波戸岬〜佐賀県呼子町

せっかく玄海まで来たし時間もあることなので、
ちょっと足を伸ばして呼子へ行ってみることにした。
運が良ければ呼子のイカも食べてみたい。
しかしそう簡単に食べられる品物じゃないようで、
昼食は道の駅でおむすびと魚ロッケで済ました。
波戸岬はすっかり観光化されており、大勢の観光客が草原をのんびり散歩していたり、
サザエを食したりして時間を過ごしている。
写欲の出る場所では無かったが、時期によっては夕日が綺麗らしいのでいつか挑戦してみたい。








杉の原〜佐賀県呼子町

道の駅で観光パンフを見て杉の原に興味を持ち行ってみる。
呼子大橋を渡り可部島の端にある牧場が杉の原。
誰もいない僻地かと思いきや呼子イカを食べられる店があり大勢の観光客で溢れていた。
その店の隣に牧場があり行列待ちの客や食後の運動に牧場を散策している人が結構いた。
牛を前景に玄海灘を撮影しているうちにハプニングが発生。
何とフィルムが残りあと1本ということが判明。
今日の最後はフィルムをかなり消費する花火撮影があるのに残りあと1本とは・・・
撮影は断念していつかまた訪れる時のために構図を練りながら牧場を一周した。




ハウステンボス
世界花火師競技大会国内予選〜長崎県佐世保市


フィルム残り1本となり撮影を切り上げてハウステンボスへ向かう。
特に渋滞することもなく現地に着いたのは18時頃。
二日目とは打って変わって風も無く暖かい静かな夕方時であった。
夕日は早々と雲に隠れ、夕景棚田狙いのカメラマンは残念な結果になったに違いない。



撮影場所は前回と同じ場所から狙う。
打ち上げ時刻まで時間があるが今日は外で堤防に腰掛けてハウステンボスを眺めながらのんびり時間を過ごした。
穴場的場所から撮影しているつもりだったが、
二日前同様、続々と大勢の人がやってきて、
いつか事故が起きる前に立ち入り帰省されるのではないかと心配。
地元の人が殆どなのか、それともネットを頼りに来たのか、
よくここまで車で来たものだと関心する。
今日出演する花火師は4尺玉で有名な片貝煙火。
もちろん4尺玉が打ち上がる訳ではないが、
どのような花火が上がるのか非常に楽しみにしていた。
そして20時20分、花火打ち上げ開始。
オープニングは山崎煙火とは180度違う演出でクマモン?やキティなど型物花火。
その後も写真家泣かせの型物や創造花火。
そして妙に多く感じられる小型煙火。
技術面では片貝煙火、しかし演出は山崎煙火の方が好み。
その証拠に足りないかと思ったフィルムは1本消費することは無かった。
心配していた風は園内に流れ観覧客は散々だったであろうがこればかりは仕方ない。
ラストは怒涛な冠菊だったが、GW最後の撮影をこのような形で終わってしまったのが残念だった。
次の予選は夏に打ち上がるワキノアートファクトリー。
そして海外の部、決勝へと続くが、多分今年もワキノが優勝するんだろうと思いつつハウステンボスを後にした。





写真館 二千年一夜