勝央町金時祭花火大会〜岡山県勝央町







早いもので今年も残り3ヶ月となり朝晩すっかり寒く秋の気配を感じる10月。
毎日天気が良く週末になったらどこへ行こうかと計画を立てても、
何故か週末になると雲が広がる天候になってしまう運の無さ。
今月はいろいろと出費があるので出掛ける予定は無かったが、
金時祭が行われる事を知り、2006年以来行ってないので久々に行ってみることにした。
前回訪れた時は夏の暑い8月開催だったが今年は10月開催。
ここのお祭りは夏か秋かどちらかに行われるかイマイチよくわからない。
アクセスは津山ICまで高速道路で行くよりも和気ICから国道を北上してもさほど時間は変わらないし、
高速料金は400円ほど安いので和気IC経由で行く。
最近、湯郷温泉から勝央まで専用道路が出来たため比較的楽に勝央町まで着くことが出来た。
現地に着いたのは18時頃。
暗くなる前に打上場所だけは確認しておこうと現地調査してみたが、
前回同様何も変わっていない様子。
廻りに何も無いのでどこからでも狙えそうだが、
帰りのことも考えて前回同様本部席に近い橋の端から狙うことにした。
ただし風向きは最悪の風下で打上時刻には風向きが変わって欲しいと願う。



打上時刻が近づくと混雑度もピークに達し、随分人が集まってきた。
そして19時30分、花火は打ち上げられず長い提供読みが始まるが、これは前回同様変わらず。
この長い提供読みのお陰で花火大会が運営されるので感謝しなければならない。
提供が終わる5分後に花火が打ち上がる。
5箇所からの怒涛の打上から始まり、単発、スタマ、時折また5箇所からの怒涛の打上があったりして、
花火の質はともかく種類も多く飽きさせない演出に楽しませてもらった。
30分後に2部が始まり、打ち上げ前にまた長い提供読み。
プログラムが無いので提供読みは仕方無いにしても、秋空の夜空に提供読みを聞かされる一般客は寒さとの格闘で無いかと思うが、
煙を掃ける待ち時間には最適ではある。
風向きは願い空しく風下だったが、風が吹いていたため停滞は間逃れ、硫黄の匂い漂う中での撮影となった。
これが夏だったら間違いなくアウトだった。
後半の見せ場は和火のスターマインが夜空に広がり、和火の連打は珍しいせいか多くの人達を圧倒させていた。
その後も風下の影響か星が迫ってくるかの如く割の強い花火に魅了された。

20時30分、花火終了。
帰りは運良く混雑も無くスムーズに帰宅。
初めて来た時はイマイチだと思っていたが、多くの協賛や協力を経て成長して嬉しく思う。
きっと今後もますます良い花火大会になるのではないかと、
そして岡山県一の素晴らしい花火大会になるのではないかと期待出来る勝央町なのであった。






写真館 二千年一夜