恩原高原氷紋まつり〜岡山県上斎原村







毎年楽しみにしている恒例の恩原高原の花火とレーザーショー。
雪で始まった月曜日だったが週末には最高気温15度と3月中旬並の暖かさになり凍結も雪の心配も無く恩原へ行くことが出来た。
13時30分頃に家を出発。
春のようなポカポカ陽気の中、冬とは思えないような格好で順調に車を走らせ、
休憩で高梁PAで外に出ても全然寒くないとても気持ちの良い午後だった。
通常なら奥津辺りで雪が出迎えてくれるが、今年は上斎原でようやく姿を見せてくれて、
さらに奥へ入ると豪雪地帯ならではの光景に、やっぱり上斎原はこうでなくては!とノーマルタイヤのくせにどこか嬉しくなってくる。
現地に着いた16時30分頃には既に駐車場が満車でレイクサイドゲレンデの駐車場にまわされ、
そこからシャトルバスで会場へ移動となる。
早めに行けばスキー客で止めれず、遅いとイベント客で満車になるので、
近くに止めようと思えば訪れるタイミングは難しい。





会場に着いてまず驚いたのは人の多さ。
恩原高原のイベントも完全に定着して年々人が多くなっているような気がするが、
今年は雪の少なさでさらに人が集まったようだ。
3年前の時も雪が少なさに比例してカメラマンが大勢訪れていたのを思い出したが、
今年は早々とゲレンデに三脚が横一列ズラっと並び、スキー場では異様な光景が出来上がっていた。
ずっと同じ場所で撮影しているので、たまには違う場所で撮りたいと思いながらも、
やはりレーザーの魅力に勝てず、たまたま若草山で御馴染みの写友が定番スポットに居たので、
そのまま横に居座らせてもらった。
久々に歩くゲレンデでイベントの雰囲気を楽しんだり、
久々に会う写友と談笑したり、スタッフから極秘情報を教えてもらったり、時間はあっという間に花火打上の定刻が訪れた。
18時10分、花火&レーザーショーが始まる。
2012年ヒットした曲や動画に載せても削除されないオリジナル曲に乗せて華麗なレーザーや花火が披露され、
また今年はゲレンデの一部をライトで照らす演出も加えられるなど、
いつもながらレーザーショーに関しては、西日本一と言っても過言では無いほど素晴らしい内容だった。
同じ写真を撮っても面白くないので、
今回は縦構図とは別に横構図用に2台態勢で挑んでみた。
横構図でレーザーをダイナミックに入れてみようという試みだったが、
フィルム撮影なので果たしてどんな感じに撮れているか現像してのお楽しみ。
数年前からイベント会場が駐車場からゲレンデになり、ブースが撮影の邪魔なのだが、
今年は照明を落としてくれたのでさほど気になる事はなかったが、
明るい花火が開花するとブースが反射して写るので仕上がりが気になる。
敢えてブースを避けるのなら、もう少し右側に移動して狙った方が良さそうだ。
1つ残念だったのは、煙かガスの影響で尺玉がまったく見えず、音だけが空しく山に響いた。
レーザーや小型、単発は風の影響もありクリアに見えたが、
ここまで尺玉がはっきり見えなかったのは、冬の時期にしては本当に珍しい。



不完全燃焼のままイベントは終了。
終わった後は花火&レーザー談義で盛り上がり、適当な時間を見計らって解散。
シャトルバス待ちに寒い中、30分かかったがその頃には渋滞も解消されスムーズに帰宅。
今回1つだけ思ったことは、どうせシャトルバスで現地入りするなら、
レイクサイド駐車場の小型シャトルバスは時間がかかるので、
上斎原の臨時駐車場に止めて大型シャトルバスで会場入りするのも悪くないと思った。





写真館 二千年一夜