音戸の瀬戸公園〜広島県呉市






昨日の不完全燃焼撮影に納得が行かず、
今日も天気が良いのでドライブがてら音戸まで足を運んだ。
ちょうどツツジが見頃を迎えていたのと、
第二音戸大橋が開通したので気にはなっていた。
交通費節約のため下道で行くが、渋滞していなければさほど時間は変わらず昼前に現地に到着。
ところがツツジと桜が美しい音戸の瀬戸公園の駐車場は満車状態で混雑していた。
辛うじて車を止めることが出来たが、実は離れた所にも駐車場があったことを後になって知り、
せめて混雑時は誘導員くらい常備していて欲しいものである。





ツツジが咲く音戸の瀬戸公園に訪れたのは果たして何十年振りかと言うくらい久々に訪れたが、
瀬戸の海と赤い音戸大橋を背景にピンクや白が太陽に輝くツツジは、瀬戸内海を代表する美しい光景が広がっており、
多くの観光客を魅了していた。
撮影後、現地で昼食をとり家に帰ろうかとも思ったが、せっかくなので夜になるまで近場をドライブすることにした。
パンフレットを見ると能美町にサツキ園があることを知り行ってみた。
見頃は連休あたりと書いてあったが、実際はまだ見頃は先のようだ。
音戸の瀬戸公園に比べると知名度は全然無いが、同じく瀬戸内海を背景にサツキが撮れる名景で、
しかも入園料は無料なのでお得。
機会があれば満開時に訪れてみたいと思った。



再び音戸の瀬戸公園に戻ったのは17時頃。
夕景の姿を車の光跡が狙いであったが同じことを考えるのはみな同じで、
しかも早くから三脚を立てらせて場所取りしていたのには驚いた。
とりあえず構図を固めて三脚を立て場所取りに参加。
後は太陽が沈むにつれてシャッターを切りながら変わり行く風景を楽しんだ。



太陽が沈み、シャッタースピードが落ちるのを見計らいながら撮影がスタートする。
第二音戸大橋が開通した影響か、車の通行料は少ないが逆に少ない方が綺麗に光露するので撮影はしやすい。
殆どのカメラマンは魚群レンズを装着していたが、みながみな同じ写真を撮っても面白くないので、
28mm前後で音戸大橋とループがわかるような構図作りに挑んだ。
夕暮れ空の青みが無くなるまでがシャッターチャンスなので、夜景撮影同様、シャッターチャンスは限られているため、
撮影は15分程度で終了。
フィルムなので結果はわからないが、逆にそれが光跡撮影の楽しみの1つである。
気分転換に出かけたドライブだったが、思いのほか楽しい撮影日和となった。






写真館 二千年一夜