西大寺会陽冬花火〜岡山県岡山市






2002年初観覧以降、今年で12年目の撮影となった西大寺会陽冬花火。
12年も通い続ければマンネリ化して撮影意欲も薄れそうだが、
今年も拘りの作品を残すべく西大寺へ向かった。
12年も通えば大概同じ作品になってしまいがちだが、
同じ作品を撮っても面白くないので、
新規開拓をすべく違う場所は無いかと調べてみると、
小高い山にあるお寺から見下ろすスポットがあるのだが、
1キロ近く離れているため、これではせっかくの花火が楽しめないので止めた。
現地に着いたのは17時過ぎで、いつもの河川敷に車を駐車。
今年は風向きを考慮して対岸の上流側から狙う事にする。
どうせなら今まで撮った事のない橋上から狙おうと試みるが、
車による震動やライトの光害が心配だったので敢えて避けてきた場所だった。
実際に歩道と車道が分離されていたので揺れは無かったが、
撮影するには若干支障ありで撮影に集中出来なかった。
ちなみに花火観賞を橋上で行うのは殆どの会場で禁止されているが、
ここは通行量も少なく警備員がいても注意されることはなかった。



19時に花火打上。
内容は去年とさほど変わらずだったが、風向きが良かったので去年より綺麗に思えた。
しかし橋上からは400mと距離があるため迫力は欠けるので見るには面白くない。
距離が離れているため105mmまでズームしないと迫力のある写真が撮れないが、
橋上から狙うことで川に花火が写り込むので、面白い写真が撮れたのでは無いかと思う。
ラストは二箇所からの打上で斜めから狙える橋上からはスッキリ収まり、
このパートが何度かあると橋上からでも悪くないと思った。
今年は西大寺境内に行ってないので祭りの雰囲気を味わうことは無かったが、
その周辺を車で走った時は、続々と男達が西大寺に向かっており、
これから長く寒い一日が始まろうとしているのを感じる事が出来た。





写真館 二千年一夜