近畿大学工学部うめの辺祭〜広島県東広島市






10月から11月にかけて広島県内各地の大学で大学祭が行われ僅かながら花火が打ち上がる。
僅か数分の花火のためにわざわざ出掛けるだけの交通費は持ち合わせていないが、
近畿大学工学部の大学祭で打ち上がる花火は、意外と評判が良く7号玉まで打ち上がるらしいので行ってみることにした。
16時30分頃に現地に着き、学生の案内で第一駐車場へ向かったが、
花火はグラウンドから打ち上がることを後で知り、グラウンド側の第二駐車場に車をまわした。
イベントはクイズなどで盛り上がっていたが、文化発表会は殆ど終わっており、
たまたま写真展を見つけて拝見させてもらった。
大学祭といえば、海上保安大学の海神祭によく出掛けているが、
同じ学生でも正直、雰囲気の違いに驚いたが、共通して言えることはやはり若いって羨ましい(笑)



花火はグラウンドから打ち上がるが、イベント会場は高い校舎に囲まれているため、
観覧はグラウンド以外に無さそうで、そうなると撮影もグラウンド以外で目ぼしい場所は無かった。
イベントがすべて終わると学生達もグラウンドに集まり、19時00分、カウントダウンと共に花火が打ち上がる。
音楽が流れる中、いきなり無数のフリッカーで驚かされ、突如、7号玉が打ち上がりさらに驚かされた。
実はグラウンドに設置されていた筒を見ると3号玉用しか無かったので、
今年は小規模な演出だと思っていたが、まさか違う場所に設置していたとは思わず、完全に調査不足。
しかもグラウンドからだと28mmレンズではカバー出来ず、目の前に広がる3号玉ですら大玉に感じる迫力だった。
時折、2箇所からの打上があったり、約200発を10分で打ち上げる演出だったが、
意標を付いた演出に森上煙火らしい迫力かつ美しい花火を堪能させてもらった。



毎年、あまり天候に恵まれないので撮影する機会を失っていたが、
また機会があれば、割と近い場所なのでまたいつか訪れたい。
大学に通った事無い私にとっては何よりも大学祭の雰囲気が好きで、やはり若いって羨ましい。



写真館 二千年一夜