海上保安大学校海神祭〜広島県呉市






毎年6月に開催される海上保安学校の学生祭。
今年は阿知須とダブルブッキングしてどちらへ行こうか迷ったが、
交通費節減から近場の呉に行くことにした。

会場に着いたのは18時頃とちょっと遅めだが、
花火大会がメインイベントじゃないので駐車場は余裕で空いており、
いつものように学生さんが丁寧にお出迎えしてくれる。
会場に行ってみると今年は静かでもうイベントは終わったのかと思ったら、
ステージやブースが学生寮前に移動していた。
花火の打上場所は去年と変わらず場内の山の上からなので、撮影場所も本館側から撮影。
打上時刻までの時間潰しに学園祭の雰囲気を味わうべく、
ブースやステージを観覧して若者が作るイベントを楽しませてもらった。



花火に関しては特に詳細な情報は無く、パンフレットにも小花火を記載されているだけで、
一見、期待出来ない内容と思われがちだが、
本部で問い合わせてみると、去年とほぼ変わらない内容と聞いて一安心。
というのも去年は呉移転60周年を記念して1000発の花火が打ち上がり、
見応えのある内容だったからだ。
一通りイベントが終わると帰っていく学生達もいたが、
逆に夕方になって訪れる人達も多く、花火がどこから見えるのかみなさんよくご存知で、
本館附近にはたくさんの人達が花火を楽しみにしていた。



まだ真っ暗ではないが、19時40分頃にステージの方からカウントダウンが聞こえて打上スタート。
学園祭の花火といえば5分程度上がれば凄いほうだが、
今年も15分間、単発、スタマ、小型煙火など多彩な花火で演出してくれた。
帰りは渋滞することなくスムーズに脱出。
1年でも梅雨時期に花火が見れるのは全国的にも珍しいが、
そんな時期に広島県内で花火が見れるのはとても嬉しいことである。
海神祭の花火は、元は呉の花火大会が水害で中止になった時に、
海神祭で学生達が企画して打ち上げたのが始まりだとか。
PRもしていなければ有名でも無いが、
普段立ち入ることの出来ない保安学校の学園祭の雰囲気も合わせて楽しめるので、
まさに穴場的イベントではないかと思う。
機会があれば毎年参加したいかな。






写真館 二千年一夜