半夏まつり〜島根県赤来町



7月になっても朝夜が涼しい日々が続く中、いよいよ夏花火がスタートする。
毎年7月第一土曜日に開催される飯南町の半夏祭りへ出かける予定だが、
天気予報では、雨マークがついたりつかなかったり不安定な予報。
出発前にアメダスを見て、雨が降らないと予想して15時前に出発した。
道中、雲の隙間から日差しが差すこともあったが、
赤来峠を越えた辺りから霧雨が降り出した。
18時前に現地に到着。
時間潰しに道の駅で情報収集したり、島根牛の串焼きを食べたり、祭りの雰囲気を楽しませてもらった。
撮影場所は、いつもと同じ場所を予定していたが、いつものビアガーデン会場が工事で行われておらず、
静かで寂しい撮影現場となってしまった。



19時30分頃に機材をセッティング。
霧雨は結局止むことなく花火が打ち上がる。
1000発の花火を40分かけて打ち上げるので、単発がメインとなるのんびりした展開で、
時折、最大7号玉が打ち上がり会場を沸かせたが、
5号玉以上は霧の中へと消えていき、綺麗な花火を見ることが出来ず、歓声と共にため息交じり。
2年前の7号玉も霧の中だったので、梅雨時期の花火大会は避けて通れない宿命なのか。
風もあり蒸し暑くも無く、煙が停滞することが無く観覧には適していたが、風下ということもありシャッターチャンスは殆ど無く、
終盤の銀冠菊は敢え無く煙の中。
幸先悪いスタートを切った夏花火撮影の初日だった。

花火終了後も会場では、人気お笑いタレントのステージがあるので大渋滞することなくスムーズに脱出。
霧雨は結局、止むことは無かったが、三次まで戻ると雲の隙間から薄ら月が顔を覗かせていた。






写真館 二千年一夜