比婆山、池の段〜広島県西城町

2014年紅葉シーズン突入。
今年は残暑も無く、目立った台風の直撃も無く、寒暖差の激しい10月。
8月の日照時間が少ないのが気になるところだが、紅葉にはベストシーズンになるのでは?と予想。
週末は天気が良いので、広島県ではいち早く紅葉が見ごろを迎える比婆山連山に行ってみることにした。







今回は、尾道松江道を走って北上し、高野で降りて現地へ向かったが、
比婆山連山が近づくと山頂が赤く染まっているのがわかり、改めて標高の高さを感じさせる。
西城経由より30分ほど早く、現地に着いたのは13時頃。
ちなみに県道254線、255線が道路陥没で通行止めとなっており、
西城経由だと現地に行けなかったので高野経由でなければ直前で涙をのむことになっていた。
新聞などで見頃の記事が載っていたので、観光客や登山者が多いかと思っていたが、
駐車場はそこそこ埋まっていたものの、思ったほど混雑はしていなかった。
駐車場から池の段までの道のりは、真っ青な空の下で赤や黄色に染まったブナの葉が綺麗で、風も気持ちよくて気軽に登山を散策するにはちょうど良い。
綺麗に色付いて期待していたが、山頂付近の山肌は少し落葉が目立ち、思ったほど赤く染まっていなかったが、
それでも真っ青な空が比婆山連山の紅葉を美しく演出していた。



吾妻山〜広島県比和町

比婆山から吾妻山へ移動。
県道が通行止めになっているので、迂回路を走ることになるが、
この迂回路が意外と広くて狭く険しい県道に比べると遠回りしてでも走りたい迂回路だった。
吾妻山も比婆山同様、紅葉の見ごろは少し過ぎたかのように思えたが、
ススキと紅葉、遠く見える霞んだ山々が美しく、
前回来た時も同じカットを撮ったような気がする。
吾妻山は比婆山と対照的で国民宿舎もあり気軽に散策出来る原っぱもある。
いつか早朝に来て雲海を撮影したいと思っていたが、
今日は天気が良かったので絶好の撮影チャンスだったかもしれない。



天気予報は晴れ後曇だったが、予報通り撮影を終えた頃に雲が広がり太陽を隠してしまった。
太陽が隠れば、美しい紅葉風景も殺風景で寂しい光景に様変わりし、太陽のありがたみを感じさせられる。
高野の道の駅で遅い昼食を食べて、今日の撮影は早めに切り上げた。






写真館 二千年一夜