鍋冠山〜長崎県長崎市






1月1日元旦、帰省の移動やカウントダウン撮影の疲れで今日1日のんびり過ごす予定だった。
三が日は天気が悪いと思っていたが、午後から陽射しが射して青空が広がっていたので、
急遽、気分転換にドライブすることにした。
今まで行った事の無い、多久市にある多久聖廟で初詣を済ませ、
そのまま長崎の夜景を見るべく一気に高速道路で長崎市へ向かった。
途中、降りるインターチェンジを間違え、長崎独特の景色を見る羽目になり、
予定より遅い17時頃に現地に着いた。



去年は稲佐山で撮影したので、今年は鍋冠山から狙おうと思っていた。
同じ長崎の夜景でも稲佐山に比べると穴場的スポットである鍋冠山だが、
それでも訪れる人は結構いて10台ほど止められる駐車場は既に満車に近い状態だった。
数年前に展望台やその周辺の歩道も整備されて、立派な公園になっていたが、
案内板があったり無かったりで下調べしていなかったら辿り着けていなかったかもしれない。
太陽が沈み18時20分頃に撮影開始。



稲佐山同様、沈んだ太陽を背に向けての撮影なので薄暗い空と夜景を絡ませるが、
個人的にはそれが実に面白くない。
おまけに三が日の夜景撮影は向いてないと去年の稲佐山撮影でわかっていたが、
長崎の夜景撮影が出来るチャンスは一年を通して今しかないので、
わかっていたが、あまりの灯かりの少なさに気持ちが昂らない。
長崎の夜景の特徴として造船の灯かりを入れたいが、
三が日は物の見事に閉鎖しているために灯かり1つ見当たらず、
沿岸部はあまりにも暗すぎて寂しい光景なのが手に取るようにわかる。
とりあえず記録撮影としてシャッターを押したが、
いつか通常時の長崎の夜景を撮影したい。







写真館 二千年一夜