蒜山のソバ畑〜岡山県川上村

9月といえばソバの花が咲く頃であり、
以前から大山、蒜山付近のソバの花を撮りたいと思っていた。
見頃は9月の上旬から中旬で18日には既に満開になっている記事が出ていた。
今年は例年に比べると開花が1週間ほど遅れているようで25日くらいまでは見頃が続くらしいが、既に28日と見頃を過ぎている。
行っても仕方ないかなと思ったが、天気も良さそうなのでドライブと現地調査を兼ねて出発。





天気予報では午前中が曇だったので敢えて10時と遅い出発。
ほぼ下道で蒜山に着いたのは13時頃。
天気が良いと相変わらず人気スポットの蒜山で道の駅はほぼ満車状態。
その近くで昼食をとり、蕎麦畑のある場所へ向かった。
花の見ごろはもう過ぎていると思っていたが、
道中、まだ見頃だった畑もあれば既に終わっている畑もあり、植えるタイミングによって開花に違いがあった。
ソバの花を撮るだけでは面白くないので、背景に蒜山三座を入れるために蒜山までやってきた。
詳細の場所は、HPにも記載されていなければパンフレットにも記載されていないので、辿り着けるか不安だったが、
東芽部というキーワードを頼りに車を走らせると撮影ポイントにあっさり着いた。



噂には聞いていたが、広大な畑ではなく狭いスペース一面にソバの花が咲いており、
まだ見頃は続いて色褪せることなく、真っ白な花を付けていた。
撮り方次第では、広大に見えるのが撮り手の腕の見せ所であり、
広角レンズにハーフNDを付けてシャッターを切った。
時間的には早朝も面白そうだが、白い花に霧の組み合わせは微妙かもしれない。

今回撮影したのは自転車休憩所の近くだったが、その近くにもソバ畑があり、
そこは既に見ごろを終えていた。
地権者が同じかどうかはわからないが、種まきの時期をずらしてくれたことで、
今日は真っ白なソバの花を諦めていただけに、満開のソバの花を見ることが出来てよかった。

その後、大山を背景にソバ畑があるらしいので、御机、貝田と調査してみたが、
その場所を見つけることが出来ず断念。
御机地区の稲刈りはまだ始まっていなかったが、少し標高の低い所によっては稲刈りが終わっているところもあった。
西日で黄金に輝く稲穂が綺麗だったが、肝心の大山が雲で隠れてシャッターを切ることはなかった。





帰りは以前から挑戦したいと思っていた宍道湖の夕日。
御机から松江まで50キロほどの移動距離だが、
米子経由だと1時間以上かかり、
途中、高速道路を利用して17時30分に到着。
予想していたが、観光客、カメラマンが多数いて驚いた。
綺麗な夕日を期待したが、沈む位置は霞がかかり、
上空は雲も無く、単調な空にドラマティックな演出も無く太陽は沈んでいった。









写真館 二千年一夜