ハウステンボス カウントダウン花火〜長崎県佐世保市

今年の大みそかも平日なので高速道路の休日割引が適用されず、
深夜割引を利用すべく30日の夜に出発。
車は順調に走り翌1時に佐賀に到着した。

夕方まで雨が降ったり止んだりの不安定な空で、
例年なら気温が下がって雪になっていたかもしれないが、
今年は異常な暖かさに雪の心配はまったく無い。
ハウステンボスへ行く前に武雄にある図書館がイルミネーションしている情報を入手したので行ってみる。
20時15分、さすがに大晦日の夜は利用客も少ない。
単色のイルミに派手さは無く、ただ外が明るい図書館という感じ。
せめてもう二色ほど色を増やして欲しい。
スターバックスコーヒーが入っている珍しい図書館で話題になったこともあり、
興味本位で入ってみたいと思ったが、
今日は時間が無いので軽くイルミ撮影して終了。
カメラを持って寒い外でウロウロしているので怪しい人に思われたかもしれない(笑)







ハウステンボスに着いたのは22時頃。
去年はHTBらしい写真に仕上げたかったが、
花火の打ち上げ位置が均等じゃなく中途半端な絵になったので、
一体どんな花火のセッティングをしているのか確認の意味で久々にミカン畑から狙う。
暗くてよくわからないが台船は2隻出ており、
多分、防波堤からも花火が打ち上がることを予想すればワイド花火を側面から狙うことになり、
毎年、打ち上げの場所が変わっている。
だとすれば今年はイルミが見える駐車場から狙った方が良かったかもしれないが、
今日はかなりの霧が発生しており、ここHTBも靄が出ており距離があると花火が見えずらい恐れがある。
あまり距離を取らずになるべく近い場所だとミカン畑がベストだと思ったのだが、
花火の配置を見るとやっぱり面白くない。

HTB園内はカウントダウンライブが始まり賑やかになってきた。
ライブ会場が変わり、ミカン畑からも見えて聞こえるので距離に拘らなければ割と楽しめる。
場所的には穴場的スポットだが、ネットの普及で穴場が穴場で無くなり、
この場所も年々人が増えていたが、数年前から無料で見れるスポットは警備員が配置されて、
地元民に発行される通行証が無ければ車は入ることが出来ない。
そこまで行くのに苦労するが、お蔭で人は少なく穴場的スポットに戻ったのは何気に嬉しかった。
それでも24時が近づくにつれて近くの家族連れらしき人達がやってきて花火とカウントダウンを待っていた。



機材をセッティングして準備完了。
今年は除夜の鐘花火といって24時前に単発花火が打ち上がる何とも粋な演出があった。
HPでは和火と記載されていたが、実際には和火というより芯入錦冠菊など18発。
除夜の鐘の説明アナウンスが流れる中で打ち上がる花火は見ていて面白かった。
この演出はぜひ来年以降も続けて欲しい。
園内からはカウントダウンが始まり、いよいよ24時00分、花火が打ち上がった。
3カ所からの打ち上げに始まり、やはりワイドの花火を側面から見ると玉が重なりかなり見苦しい。
花火の演出は例年通りのように見えたが、距離が近い分、体感はありカウントダウンのアナウンスもよく聞こえるので、
雰囲気を味わうならこの場所が一番良いが撮影となると考えもの。
終幕になると堤防からさらに2ヵ所打ち上がり、最後の大瀑布に関しては5カ所からのワイドな打ち上げだと、
後になって動画を見て知ったが、側面からだとそんなことも気付かず不完全燃焼で終了。
今年は綺麗に均等感覚で花火が見えたようで、やっぱりHTBらしい写真を撮ろうと思えば駐車場が一番だと改めて思った。

数日後、改めてネットで花火の場所を確認すると、HTBの裏である戸尺鼻からほぼ正面のように見えたことを考えると、
ライブ会場にいるお客さんを優先して設置したのかなと想像するが、果たして真相はいかに。



写真館 二千年一夜