鬼木の棚田〜長崎県波佐見町


八代の花火から一夜明け、今日も晴天が広がる良い天気。
もしかしたら稲刈りを終えた棚田が撮れるかも!?と近場の鬼木棚田へ行ってみることにした。
ちなみに数日前、江里山の棚田が稲刈り真っ最中という記事を見かけた。
山間部は今が稲刈りのピークを迎えているようだが、
1か月前に土谷の棚田に行った時は既に稲刈りを終えていたので、
沿岸部では農作業の工程が1か月違うことになる。







現地に着いたのは10時頃。
彼岸花の咲く頃は、観光客で一杯の時間帯だが今日は観光客1人もいない静かな棚田が広がっている。
稲刈りは全体の80%が終わっている状況、
はぜ掛けを行っているところもあったが、思ったほど数は少なくちょっと残念。
しかも僅かなはぜ掛けの撤去を行っていたので、急いで撮影にとりかかる。
棚田撮影は、上から見下ろす場合が多いが、はぜ掛けを狙うなら下から見上げる構図が面白く、
青空を背景に石垣とはぜ掛けを組み合わせて構図を練ってみた。
展望所からの構図が一番好きだが、その周辺にはぜ掛けの姿は無く、
既に今シーズンは終了して少し寂しく感じるのもまた棚田の魅力だろうか。

撮影している間に物好きな観光客が何組が来ていた。
彼岸花の時に比べると少し物寂しいので、来てはすぐ帰って行ったが、
アップダウンの坂道を石垣を見ながら散策するのも意外と楽しいもので、
風も気持ち良くて運動にもなるのでぜひオススメしたい。
鬼木の棚田撮影後、川棚町へ行ってみたかったが、
時間を消耗してしまったので帰りのことを考えて断念。
地図で見ると川棚に続く狭い道があるらしいが、
普通に県道を走った方が早く着きそうな気がする。




写真館 二千年一夜