教祖祭PL花火芸術〜大阪府富田林市

花火を撮るようになって早10年以上が経つが、PLの花火を前々からツアーで参加したいと思っていた。
8月1日固定日なのでなかなか都合が合わなかったが、
2015年、ついに8月1日が土曜日となり初観覧を果たす時がきた。
ツアー会社は何社かピックアップした中で、どこよりも早い4月頃に受け付けを始めた両備バスに予約。
詳細をメールで問い合わせてみると、その時点では花火大会の開催自体すら不明で、
情報も工程も去年と同じ内容になっており、実はその時点では何も決まっていなかった。

詳細は先にならないとわからないらしいが、キャンセルは7月20日まで無料なので予約して8月を待つ。
数年に一度の8月1日土曜日なので、ツアー以外の撮影計画も調査したが、
今年から有料指定席が無くなったり、あったとしても場所が遠かったり撮影に向いていなかったり、
小高い所からの打ち上げなので、見ようと思えばどこからでも見れるし、撮ろうと思えば離れてどこからでも撮れそうだが、
やはり少しでも近いところから撮りたい願望は捨てきれないのが花火好きの宿命。
その後、調査を重ねても有力な情報は得られず、そのままツアー頼みで時間は過ぎて行った。
往復の交通費、燃料、駐車場代を考えればツアーとさほど値段が変わらず、
何もせず会場まで連れて行ってくれて弁当まで付くなら断然ツアーがお得で楽。
しかし今年は大手ツアー会社ですら専用観覧席が確保出来なかった波乱なPL花火。
ツアーにどこまで期待してよいかわからないが、初めての現場でもあるのでツアーに甘えて気軽な気持ちで参加することにした。
それに他力本願もそんなに嫌いじゃない(笑)

6月になると地元の旅行会社もPL花火ツアーのプランが発表された。
詳細は記載されていないので予約した両備バスとの比較は出来ないが、
出発地が近い中国トラベルやタビックスに気持ちが傾いた。
観覧場所に関しては基本的にバスを降りたら自由行動らしく、
てっきりツアー専用の観覧場所があるのだと思っていただけに、
15時に着いて果たして良い場所があるのだろうか不安である。
それに比べて、わざわざ遠い出発地である両備バスに注目していたのは、
無料の観覧場所で見学出来ます、という文面が唯一両備バスのみ記載されていたからだ。
キャンセル料が発生する期間に突入し、
出発する1週間前にようやく詳細がメールで届き、
バスの駐車場、観覧場所は去年と同じ、という回答が届き、とりあえず一安心といったところだろうか。





8月1日、連日の猛暑続きで今日も朝から暑い1日が始まった。
倉敷のバス乗り場まで移動すべく8時に出発。
久々に見る倉敷駅前の光景を懐かしく思いながら9時30分頃に到着。
駐車場から待合室まで約10分ほど歩いたが、この時間にして容赦なく日差しが襲い、
必死の思いで待合室へ逃げ込んだ。
時間が早いので誰もいない待合室で待っていると、出発の定刻時間が近づくにつれて一組、また一組とツアー客がやってきて、
顔見知りじゃないのに、これから長い時間を共に過ごすことになるので、自然と挨拶が飛び交う。
10時30分、定刻通り倉敷を出発。
決して長距離じゃないが、深夜運行になるので乗務員は二名態勢と安心安全運行。
ただ年配な方々なのが気がかりで、ベテラン運転手だと信じてこの旅の命を預ける。
途中、岡山駅前の乗り場に寄るが、今日は岡山ももたろう祭りが開催されてかなり賑わっていた。
そういえば今日は岡山市内でも花火が上がるんだった。
山陽インター乗り場で最後の乗客を乗せるのだが、
ここで1つ意外だったのが、カメラマン人口の多い岡山県なのに三脚を持っている人が誰もおらず、
殆どの人が親子、夫婦、カップル、友人同士の参加だった。
いないと言えば、子供の姿も見かけなかった。
さすがのPL花火といえど、高いお金を払ってまで見る家族はいないということか。
正直言うと、今日は岡山市内や総社でも花火が上がるのに、
わざわざ高いお金を払ってまでして花火を見る人がいるのだろうか?と思ったが、
向こうからすれば、男1人で花火!?と思われたかもしれない。
それでも今回のツアーは見事に満席で、高いお金を払ってまで見ようと思わせるPLブランドは凄い。
窮屈な旅になると覚悟していたが、車内は広々4列シートで当日までにキャンセルが出たかどうかはわからないが、
後部座席は十分余裕があり、私のような一人参加には隣の席を開けてくれている配慮もしてくれて、
実に快適なバス移動だった。

途中、三木SAで昼食を買って移動中に空腹を満たしたのだが、
夕食用の弁当を早めに配られたものだから、果たしてこの弁当をいつ食べるべきか悩むことになる。
そうと知っておけば昼食を我慢して弁当を昼食代わりにしても良かったのだが、時すでに遅し。
バスは順調に近畿道まで走り、PLのシンボルである平和塔が見えてきた。
バスガイドはいないが添乗員が教えてくれて昔、参加してた社内旅行の雰囲気が懐かしくて、やっぱりツアーもいいなって思った。
この様子だと定刻通り現地に到着出来るかなと思ったら、道路標示にはどこかのインターが渋滞中になっていた。
やはりこの時間の現地入りはそう簡単に行きそうにない。
と思ったら、渋滞しているインターを通過して次のインターで降り、あれよあれよという間に木材団地の駐車場に着いてしまった。
倉敷を出発してから休憩を挟み、約4時間30分の移動時間。
暑そうな外の景色を車窓からボーっと眺めるのは昔から嫌いじゃないので、あっという間の移動時間のように感じた。

木材団地の中にある会社の敷地がバスの駐車場となっており、
旅行会社が手配したのではなく、旅行会社と地主との中間役がいるようで、
バスがどこに止められるかはその人にかかっているらしい。
仮に木材団地内に止めることが出来なかったら、
そのままどこかで降ろされて観覧場所まで移動することになるのだろう。
敷地内には30台ほどのバスが止まっており、殆どが関西圏。
琴電バスも来ていたので四国からも来ているが、
一番遠くて福山ナンバーのバス・・・福山ナンバー!?
何と中国トラベルのバスが目の前に止まっているではないか。
止める場所が一緒ということは、ツアー内容も同じだとしたら、
何のために遠い出発地を選んだのやら。
ちなみに両備バスの隣に両備高速観光バスが止まっており、
両備バスの親戚のような名前だが、まったくの別会社だった。
PLに来る前にあべのハルカスに立ち寄っているようで、
しかも料金は両備バスより安い。
移動距離も離れているのに何故に安い!?
でも最近のバスツアーも料金が安いほど安全性に欠けているのが頭にあるから安い方が良いとは一概に言えない。

駐車場内でのエンジンが付けれるかどうかは、その時になってみたいとわからないと言っていたが、
エンジンは付けたままで了解をもらったようで、しばらくは車内で待機して涼しくなってから移動するらしい。
早く行きたい人は添乗員が観覧場所まで案内してくれるらしいが、炎天下に出ていく物好きは誰一人としておらず、
自分一人のために案内してもらうのは申し訳無いので、暑い炎天下に身を投げ出して現地へ向かった。
通行規制しているせいもあるが木材団地内はとても静かで、緩い坂道を上っていくともう一つ観光バスの駐車場があった。
どうせ止めるならここに止めて欲しかったが、もしかしたら関係者の駐車場なのかもしれない。
さらに先に進むと35号線に突き当たるT路地となり、知る人ぞ知る平尾峠の広場。
この場所も直前になるまで解放されるかどうか不明だったが、
この場所を含む数カ所の広場が開放されていた。
所謂、無料の観覧場所というのはツアー専用の観覧場所ではなく、一般開放されている広場のことだった。
駐車場がファミリーマートの近くと言っていたので、てっきり府道35号線沿いのことだと思ったが、
実は国道309号線沿いにあるファミリーマートのことで、まさにファミマ違い。
暑い炎天下の中、頑張って35号線沿いのファミリーマートまで歩いてみたが、
道路も広場も人はあまりおらず閑散としていた。
当初、ここで撮影するつもりだったが、駐車場から距離が離れているので、帰りのことを考えて断念。




※ファミマは閉鎖中。駐車場も入れず。

ネット調査していてい、一番興味のある場所がローカルという会社。
予想通りといえば予想通りだが関係者以外は入ることは出来ない。
その隣の敷地が開放されており、山影があるせいかファミマ横の広場より人を多く見かけた。
しかし目の前に電線が走っており撮影に適していない。
何とか電線をかわして撮ろうと思えば撮れそうだが・・・


※ローカルの隣の広場。
 最前列に行けば電線はかわせるが、 目の前に立たれるとアウト。
 電線を交わせるだけの奥行きも無く、ただただ電線が無ければと思うばかり。
 中にはフェンス越で撮影するツワモノも・・・
 府道35号線で唯一?電線がゴルフ場側になり貴重な場所

目の前に電線があったり、駐車場から遠かったり、道路沿いもこれという場所も無く、
3カ所の広場を見て回った結果、無難に駐車場から一番近い広場から撮影することにした。
例の弁当を持ってきたのは、そのうち食べようと思っていたからなのだが、
荷物で邪魔になるは、日差しが当たって痛むのではないかと変な心配もしなければならず、
一通り現地調査を済ませた後に、少し早いが木の陰で休憩を兼ねて夕食とした。
木が邪魔で低い花火が見えないと悪評高い数本の木々達だが、
この炎天下で影を作り涼がとれる貴重な存在だと、現地に行かなければ実感出来ないだろう。
広い敷地だが、今の時間帯だと木の周辺に人が集まり、何気に自然の大切さを学ばせてもらった。
暑い炎天下での現地調査だと覚悟していたが、
16時を回ると太陽も徐々に傾き、所々影も出来ていたので炎天下を避けることが出来る。
また小高い場所ということもあり、涼しい風が体を通り抜け、宮島の西日地獄に比べれば随分楽な現場であり、
待ち時間もあまり苦にならない。
広い広場の後部に三脚を仮置きした後、迷子にならないように来た道を憶えておこうとバスの駐車場まで戻る。
15分もかからないくらいの道のりなので、後になって思えば車内で今食べれば良かったと苦しい腹を抱えながら後悔。


※噂の邪魔になる右手の木々。
 しかし日中は影を作って涼を作ってくれる貴重な存在。

食後の運動と時間潰しを兼ねてPL病院方面へ現地調査。
随分影が出来たが風が止み蒸し暑く、まだ16時頃の方が涼しかった。
17時になって影が広範囲に広がると共に観覧客も増えてきた。
道路規制している35号線だが、緊急車両を通すために真ん中を開けておかなければならないため、
両脇から1列、2列と埋まり時間が経つにつれて、本当に緊急車両が走れるのだろうか?と思うくらい埋まっていった。
撮影現場の広場の状況も徐々に混みだしたが、後部は相変わらず空いている状況で、
どうしてこれだけのびのびした所なのに混雑しないのだろうか?と不思議に思う。
先ほどの現地調査からして駅から近い道路から埋まっていくようで、終わる前から早めに帰ろうという作戦だろう。
トイレと飲食ブースは凄い列が出来ていたが、それを除けばのんびりした雰囲気で観覧、撮影が楽しめる。



太陽は西の空へ沈んでいき、打上時刻の20時まで期待を膨らみながら時間を待つ。
今日から上空に寒気が入るので、局地的雨を心配したが、空の状況からして大阪上空は大丈夫そう。
ただ不安定な風も止み、無風に近い状態から煙の停滞は避けられそうにないので最初が勝負だと覚悟した。
広々とした後部も徐々に人が埋まっていったが、最後まで混雑らしい混雑ではなかった。
数社の報道が大きな三脚を並べているくらい余裕があり、
それならもし次回があれば、大型三脚と脚立を持参して撮影しても悪くないと思った。
しかし平尾峠はあまり人気が無いのか、
PLの花火自体人気が無いのかわからないが、カメラマンの姿はあまり見かけない。
風景花火系は混雑を避けて会場から離れた小高いところから夜景を絡ませて撮影させる人が多いのかもしれない。
その後、花火打上時も照明は消灯しないことが判明したのはショックだった。
空が明るいうちはさほど気にならないが、暗くなると思い切り支障ある照明を入れての花火撮影は波乱の幕開けとなった。



20時00分を少し過ぎても花火が上がらないのは教団の挨拶が行われていたかどうかわからないが、
アナウンスも無ければ音楽も聞こえてこない。
プログラムも今回は公表されておらず、まったく情報が無い状況でまさに蚊帳の外。
少し時間が経ったところで花火が打ち上がる。
オープニングから雷の大量一斉打ちで幕開けに会場は大きに沸く。
低い花火は確かに木々やフェンスに支障はあるが、大玉クラスをメインに狙えば全然気にならない。
標準レンズのみ持参したが、広場より打上場所の方が標高が低いので10号玉でも高さを感じず、
横構図でも十分絵になりそうだった。
ただ筒の配置がどうなっているのかわからないが、ワイドな演出は縦にするか横にするか構図的には微妙。
ワイドは横で撮りたいし10号が上がれば両サイドが寂しい。
しかし頻繁にワイドな演出が多かったので途中から縦で撮ることは殆ど無かった。
PLの花火は悪い噂しか聞くことが無いので、正直あまり期待していなかったのだが、
普段見ることの出来ない割物からワイドな演出、一斉打ちまで期待を大きく上回る感動が待っていた。



2部は18分かけて尺玉を324発打ち上げる意外な演出。
大きく左側から打ち上がったのも予想外で、仮に違う広場からだとまったく違う見方が出来るかと思うとPLの花火は面白い。
ただ毎年演出が違うようで、演出が変われば当然、筒の配置も変わってくるため、
去年を参考に違う場所で撮影しようと思えば、これまた予想外なところから花火が上がるかもしれない。
尺玉の連発や一斉打ちは花火同士が重なるので対打ちして美しく見せて欲しいが、
ワイドスターマインの華やかな演出もさることながら、尺玉の打上も日本の花火芸術に相応しい。

3部は再びワイドに展開されるスターマイン。
オープニング以上に豪華に打ち上げられる柳や千輪が凄い。
広場からだと斜めからの観覧となり、噂通りの木々に隠れて完璧な観覧場所とまでは行かないが、
それでも照明の件を除けば十分満足の出来る場所なのは間違いない。
もちろん今年の演出に限った話ではあるが。
4部は作者は不明だが美しい創造花火がワイドに打ち上がる。
これまで斜めに感じたワイドが4部にきて正面に見えるようになり、
本当にどのように花火の筒をセッティングしているのか設計図を見せて欲しいくらい。



4部のフィナーレがかなり豪華で時間にして20時40分。
しばらく待っても次の花火が上がらないので多くの人が帰り支度を始めた。
誰もがPL花火の縮小を抱いていたので、これで終わりだと言われても疑うことは無かったに違いない。
しかしPL花火の最後を飾るのはやはり短時間で数千発もの連発花火だと信じたいが、本当にこれで終わりなのだろうか。
5分待って始まらなかったら帰り支度をしようと待っていると、
再び花火が打ち上がり5部の演出が始まった。

5部の演出は今までの色鮮やかな内容と違い銀冠菊のワイド打ちがしばらく続き、これが最後だと頭が過った。
銀冠が終わると次は冠菊の星先が銀に変わって飛遊する変わった花火の連発がこれまた凄い。
そしてついに数千発に渡って打ち上がるスターマイン。
去年は青色だったが今年は赤。
年によって青か赤になるらしいが理由はわからない。
最後の一斉打ちは大概白飛びするので、思い切ってF22まで絞ったが、
思ったほど白飛びするような内容ではなく、フィルムはデジカメほど光を拾わないため絞りすぎたかと思ったがこれは仕上がりの楽しみの1つ。
目の前に広がった美しい花火と素晴らしい演出、そして体を突き抜ける体感。
これがPLなんだと実感してしばらく放心状態となった。
年々縮小気味のPL花火らしいが、これで縮小レベルなら最盛期はどれほど凄かったのかまったく想像が出来ない。
正式に公表されたものかどうかはわからないが、報道によると1万3000発の打ち上げ。
去年は2万発以上で数年前は10万発と発表されていた。
打ち上げ時間も煙街を除けば30分あるかどうかで、
玉数と時間をだけを見れば縮小されたように思われるが、
演出、芸術、体感、共に文句の言いようが無い素晴らしい内容だった。
そして今年は特に煙に殆ど影響を受けないという奇跡的な風が吹いていた。
撮影しているときは、とにかく蒸し暑い思いだったので煙は間逃れないと思っていたが、
全編、あれだけ打ち上げて煙に支障が無かったのは本当に奇跡である。
その分、石川河川敷方面から見ている方には申し訳ない。



教団内の行事であれば、ここまでスケールの大きい花火を上げる必要は無いと思うが、
場外でも見ることが出来て、少なからずとも街の経済に反映されているのはPL教団の恩恵を受けている。
周辺は造成されて家やマンションが立ち並び、花火を上げ始めた頃に比べれば見違える光景に、
今では迷惑を被っている人も中にはいるだろうけど、
年に一度くらいは平和を祈りつつ花火を楽しんでも良さそうな気がする。
8月1日固定日なので毎年行くことは出来ないし、次回の土曜日開催に行けるかどうかもわからないが、
それでもPLの花火はいつまでも続いてほしい。

花火終了後、急いでバスへ戻る。
というのも出発準備が出来次第、バスを発車させると言うから迷惑がかからないように急いでいたら、
添乗員さんが観覧場所で帰り道の案内をしていたので、気分的に余裕が出来た。
上半身だけ着替えて気持ち良くバスの車内で待機。
教団関係者のバスが出なければ一般車両は出れないというルールなので、
いつ出発出来るかわからないのでトイレ以外はひたすら車内で待機。
2時間は覚悟しなければならないらしいが、予想通り23時を目前に駐車場を脱出。
その時間帯になると渋滞は解消され、スムーズに高速道路まで移動。
本来なら眠い目を擦りながら運転して帰らなければならないが、
今日はのんびり見ることの出来ない夜の高速道路を眺めながら倉敷まで優雅に過ごした。
これもまたツアーならではの魅力だが、こんなに楽な思いをすると病み付きになりそう。
今朝の暑さから今日は本当に大変な1日になると思っていたが、
蓋を開けてみれば、本当に楽な撮影だった。
この調子だと次回はもっと楽が出来そうだが、それは事前の徹底した調査があってこそで、
初めて歩いて見る景色なのに見覚えのある景色なのはネットとグーグルマップでネット調査が大きかった。
そして8月1日の本番を迎え、無事に撮影を終えてもうすぐ旅は終わろうとしている。
1つの現場にこれだけ力と時間をかけて挑んだのは久しぶりで、それだけに旅の終わりに寒しさを感じた。
倉敷に着いたのは3時頃。
ここから家までの移動が余計な工程だったが、
それでもPLの旅の余韻に浸りながら車を走らせた。





写真館 二千年一夜