西大寺会陽冬花火〜岡山県岡山市

2002年初観覧以降、今年で14年目の撮影となった西大寺会陽冬花火。
以前から日生のカキオコを食べて、その帰りに西大寺に寄りたいという計画を立てていたが、
日生は思いのほか遠いのでいつも断念しており、今年はようやくその計画を達成した。
ということで、12時30分頃に家を出て交通費節約のため玉島ICで降りて渋滞にはまりつつ日生に着いたのは14時30分。
カキオコを堪能して西大寺に着いたのは17時といつもより早めの現地入りとなった。


人気店ほりのカキオコ。最初の一口から最後の一口までカキが楽しめる。





いつもの駐車場は車一台も止まっておらず、
今日は本当にお祭りがあるのか!?というくらい相変わらず穴場的駐車場。
時間があるので久々に西大寺まで足を延ばして祭りの雰囲気を堪能する。
風は終始不安定に吹いていたが、上空に流れる煙は河口に向けて流れていたので、
今回は、対岸ではなく打上側の上流側から狙うことにした。



打ち上げ30分前にポイントに到着。
暇つぶしに機材をセッティングしていたが、
ここは立ち入り禁止なのでは?というくらい警備員以外誰もいない寂しい特等席。
暗闇の中に警備員が持っている誘導灯だけが不気味に点滅していた。
打ち上げ5分前くらいになって地元住民の人達がやってきて、少しだけ賑やかになったところで、
花火の打ち上げが始まった。
単発、小型煙火、スターマイン、そして最後は二か所からスターマイン。
和火の連打や冠菊、柳、八方咲きを合わせた早打ちはすっかり恒例のプログラムとなっており、
冬にこのような演出を見せてくれるのは撮影していて楽しい。
煙も予想通り下流に向けて流れていったが、ここの煙の流れは毎年変わらず何故か安定しているので、
上流側に入れば綺麗な花火を楽しむことが出来るものの、
上流側まで足を延ばして花火を見る物好きが果たしてどの程度いるのか、現地に来ればそれが物語られる。
西大寺が下流にあるだけに勿体無い話だが、お蔭で混雑も無ければ帰りの渋滞も無いのでストレスも無い。
内容や演出は毎年さほど変わらないように思うが、
逆に変わらないから楽しみであり、ついつい通ってしまう。
日生のカキオコの楽しみを知ったので、このコースは今後しばらく続きそうだ。







写真館 二千年一夜