海上保安大学校海神祭〜広島県呉市

毎年恒例の海上保安大学校の学生祭「海神祭」。
中国地方では6月に花火が打ち上がる貴重なイベントである。
今春、東広島呉道路が開通したので、下道でどのくらいかかるが走ってみたが、
1時間30分ほどで30分は短縮されたのではないかと思われる。
少し早めに呉入りしたので、呉の老舗であるエーデルワイスでケーキを購入。
という訳で現地に着いたのは例年通りの18時前。
会場について驚いたのは、風が強くて冷たいということ。
瀬戸内海は波が立ち、今は6月で梅雨とは思えない光景だった。







いつものように場内を軽く散策。
学生祭なのですれ違う人の大半は若者が多く会場が賑わっていた。
何度も撮影している花火なので、今年は場外から狙おうとネット調査していたが、
近くで花火を見たい気持ちが勝って今回も場内からいつもの場所で狙う。
普段味わうことの出来ない海上保安大学校の景色や雰囲気を味わえるのがこのイベントの醍醐味だったりする。
ステージイベントであまり注目されていないが、
日の入りと共に国家降納する雰囲気は、まさに凛として独特である。



例年に比べると結構混雑しているような気がした。
それだけ随分とこのイベントの花火が周知されたということなのか。
それでも大混雑するような混雑が無いのでストレスは全然無いのが嬉しい。
予定では19時40分からの打上だったが、
ステージイベントが押しているのか20時からカウントダウンで花火が打ち上がる。
去年は明るいうちから上がったので、ステージイベントの時間押しは逆に歓迎である。
内容は例年通りの15分程度。
学生祭の花火で15分打ち上がるのだから、かなり豪華な花火大会であり、
毎年楽しみで家族やカップルが集まるのだろう。
今年は例年より凄いようなことをHPに書いてあったが、
何がどう凄かったかはちょっとわからなかった。
小型煙火が多かったような気もするが、でも内容は良し悪し含めてやっぱり例年通りで、
結構、多彩な花火を上げているのも担当煙火店の良心的な演出を感じた。
風にも救われて今日は良い花火撮影が出来た。
絵的には毎年同じような写真かもしれないが、
去年以上に良い写真に仕上がってくれることを祈りながら海上保安大学校を後にした。




写真館 二千年一夜