久木納涼夏まつり〜島根県斐川町

今年はアプルス煙火から独立した灰示花火の記念すべきデビュー年なので、
どこかに行きたいなぁと思って斐川町の久木地区にした。
ネットにも情報誌にも載らないような小さなお祭りだが、
灰示花火が担当であればついサプライズを期待してしまう。





ところで久木地区はどこにあるのだろうか!?とネットで調べてもなかなか出てこず、
昔の地名なのか名称なのかよくわからない。
斐川ICから直江地区を北へ行った田園地帯に一角が久木地区のはずだが、
案内板が無ければ目印も無いので迷ってしまった。
会場に着いたのは18時過ぎと遅い到着でも駐車場に止めることは出来た。
地元の人のみ知る人ぞ知るお祭りなのだろう。
それでも場内はステージやブースなどあり、それなりに盛り上がっていた。
会場の隣にある田んぼに花火がセットしているのを確認したら、
花火の打ち上げは20時45分と遅いので時間潰しに食事を済ませておく。



20時頃、再び会場に戻りさすがに駐車場は空いてないかな、と思ったが空いていた。
花火を見る前に帰る人もいるようで満車になりそうな気配は無く、
むしろ車以外の手段で来ている人が多いような気がした。
会場の雰囲気を入れたいところだが風向きを考慮して何もない真っ暗闇に三脚を立てる。
距離にして100mあるかどうかの近い距離だが2.5号と予想しているので大丈夫だろう。
20時45分からだと思っていたが、40分から花火が打ち上がる。
28mmのレンズでも根本から入れるとギリギリ入るくらい予想以上に高く開花。
いや場所が近すぎた。
単発、時々小型煙火のセット。
小さなお祭りとはいえ15分かけて打ち上げるのだから、そこは担当業者の腕の見せ所であり、
大きな花火大会は混雑で足を運べない人でも、
年に一度楽しみにしている地元の人たちにとっては良い思い出の1つになったに違いない。
子供にとって地元のお祭りは一生の思い出になる。
女子の前で無駄な動きをしている男子。
相変わらず男はバカだな〜と思ったが、そんな自分もバカ騒ぎしていたような気がする。
そんなバカな男子だが、意外と女子は見ているんだと他人目線でわかった。
日本各地、星の数ほどあるお祭りに、このようなドラマが繰り広げられているのだろう。

暑い日々が続くが山陰の夜は涼しい風が吹いて気持ち良い。
お蔭で今夜も良い花火を見させてもらったが、
2週続けての山陰は・・・やっぱりガソリン代が痛い。



写真館 二千年一夜