備後国府まつり〜広島県府中市

昨日の宇和島遠征から一夜明け、今日は近場の撮影のため夕方17時頃に出動。
家から1時間もかからないうちに現場へ到着。
府中市の花火は何度か撮影したことがあるが、打上現場が桜ヶ丘に変更になって2度目の撮影となる。
前回は雨上がりということもあり、散々な結果で終わってしまったが、
今日は雨も降らず条件は比較的良好なのでリベンジを果したい。
19時以降の規制がかかる前に桜が丘内のお墓の駐車場に止めて撮影場所も前回と同様。
相変わらず入居率が悪いのか景色はさほど変わらず、まるで3年前にタイムスリップしたかのようである。
時間があるので周辺をウロウロ散策したが、景色が変わらないので特に収穫は無し。
俯瞰出来る水槽に続く道があったが柵があり行くことが出来ない。
いや行こうと思えば行けるが、そこは道徳的な問題である。
撮影場所も前回と同じくオシャレな会社の敷地前で狙う。
殆どの観覧者は会場であるグラウンドに集中し、
桜が丘内で観覧する人は企業の関係者か静かに花火を見たい人のみ。
会場の方がイベントや露店も出ているので、花火だけ見る人は本当にごく稀なのである。
ただ会場では手筒花火を披露しているので正直そちらも捨てがたい。





定刻の20時を過ぎても手筒が長引いているのか、5分ほど過ぎて花火が打ち上がった。
オープニングはさすが森上煙火と言わんばかりの美しい牡丹のスターマイン。
桜が丘で見ている人たちは、あまりの迫力に驚いていた。
少し離れた会場から見上げる花火がどの程度のものかわからないが、
花火の迫力は何と言っても距離で決まるもので、
桜ヶ丘で初めて見たのであれば感動は一際大きかったに違いない。
目の前で1時間、場を持たせなければならないので単発がメイン、時々スターマインが入る。
風の流れは落ち着きが無かったが、辛うじて風下じゃなかったので撮影に支障は無かった。
演出に関しては、前回も思ったがメイン会場が桜ヶ丘の下にあるグラウンドであれば、
小型煙火は必要無く、無意味に煙を大量発生しているように思う。
山の上からの打ち上げなので、どう演出するか難しいところだが、
そこは時間を短縮してでも森上煙火ならではの美しい花火を披露すれば良いと思う。



21時頃に花火は終了。
市街地を外して遠回りして帰れば良かったが、夕食を食べて無かったので市内でご飯を食べて22時過ぎに帰宅。
遠征した翌日はやはり近場に限る。



写真館 二千年一夜