近畿大学工学部 
うめの辺祭〜広島県東広島市


去年に引き続き今年も近大工学部の学園祭へ向かった。
大学に縁の無い人生なので、大学のキャンパスは完全にアウェーだが、
こういう機会でも無ければ見ることの無い景色。
10台から20代、子供から大人へ変わる若者たちをまじかで見るのもまた楽しかったりする。
そんな若者たちが作る学園祭は決してレベルが高い訳じゃないが、
学園祭の花火に関しては何故か西日本一と言っていいほどレベルが高く楽しみにしていた。




※第二駐車場 雰囲気は良く花火撮影に適しているが大玉はフレームアウトするくらい近い。

会場に着いたのは17時前と予定より少し早めに到着。
辺りが暗くなって学園祭のエンディングを見にキャンパスをウロウロしてみたが、
テントや催し物は当然のことながら既に終わっており少し寂しい雰囲気が漂っていたが、
耳を澄ませばどこからともなく学生たちの笑い声が絶えず響いていた。



撮影場所は去年と同じく第二駐車場。
たしか18時30分以降は花火の関係で入退場禁止になるので満車にはならないが早めに来て正解だった。
キャンパス内にてエンディングが終わると徐々に花火会場であるグラウンドに人が集まってきたが、
この花火は大学周辺の人達にとっても秋の風物詩になっているのか、
どこからともなく続々と人が集まってきた。
通常、学園祭の花火は5分上がれば良いだろう。
しかしここの花火は約15分。
例年だと7号玉まで上がり規模も大きい。
そして今年はメッセージ花火も行われる。



19時15分、定刻通り花火が打ち上がる。
まずは音楽に載せて打ち上がるミュージック花火。
距離が近いので迫力満点。
去年はあまり音が聞こえなかったがスピーカーを増設して音が聞こえてるようになり、
撮影していて面白かったし、何より撮影がしやすい。
メッセージ花火は1人1人音楽を変えて花火が打ち上がる演出。
そして最後はフィナーレを飾る大スターマイン。
再びカウントダウンで7号、いや10号玉!?が開花。
去年は28mmレンズでカバー出来たはずなのに完全にフレームアウト。
柳の連打や10号玉の開花に合わせて冠菊の一斉打ちなど、
学園祭の花火でこれだけ拘って花火演出を工夫したのは、
きっと学生の熱意が森上煙火の本気に繋がったのだろうか。
残念ながら納得の行く撮影にはならず、
次回は道路を挟んだ第一駐車場から狙おうとリベンジを誓いたい。
何はともあれいつぞやの一億何とかという花火大会に比べると渋滞も混雑も歩くことも無く、
素晴らしい花火を見せてもらって本当に良い時間となった。
近大工学部の学生並びに関係者に感謝です。



写真館 二千年一夜