西山興隆寺〜愛媛県丹原町

11月第二土曜日は最高の紅葉日和だが愛媛県に用事があるので、
紅葉名所を絡ませて計画を練ったが、
温暖の愛媛県の紅葉は11月中旬以降が見頃になるので少しまだ早い。
山間部まで行けば良いが、15時くらいまでに松山市内に移動したいので断念。
色付き始めの西山興隆寺と白猪の滝の2ヵ所に絞って計画を立てた。

朝から雲一つない綺麗な青空が広がっていたが、
週中に比べると暖かく少し霞がかかっているようにみえた。
瀬戸の島々を横目に気持ち良くしまなみ海道を走らせ四国に上陸。
そのまま南下して丹原町へ入る。





11時頃に西山興隆寺に到着。
随分前の紅葉シーズンに訪れたような記憶があるが既に夕方で撮影に至らなかった記憶があるが、
かなり観光客が多かったのは記憶に残っている。
まだ色付き始めといえど観光客で車が止められないかと思ったが、意外と空いていた。
駐車場から本堂まで長い参道(階段)を上がっていくため、
高低差があり本堂から駐車場まで1か月かけて紅葉が下りてくる。
駐車場から本堂までは全然色付いておらず、本堂付近にいち早く色付いている木々が少しだけあった。
話によると本堂から三重塔は11月下旬くらいが見頃で、
銅鐘附近が一番早く見頃を迎えるらしい。
カメラの出番は無いかなとダメ元で来てみたが、銅鐘附近でシャッターが切れただけでも来てよかった。
あと1週間もすればもっと綺麗に色付いているに違いないが、
そもそも今年は色付きが遅いので、例年だと今が見頃だったのかもしれない。
ただそのせいかどうかはわからないが、観光客は少ないので撮影はしやすかった。


※本堂付近もまだ青葉


※真っ赤よりも色とりどりに染まるほうが個人的に好き



白猪の滝〜川内町

国道11号線に入りしばらく西へ走ると国道494号線を左折。
道中、コスモスが一面に咲いており、標高の高い山を背景にとても絵になる風景が広がっていた。
今頃コスモス!?と思ってしまうが、
遅咲の品種なのか例年より遅い開花なのかわからないが、このような風景に出会うのもまたタイミングである。
少し逆光気味のトップ光に立体感が感じさせられないが、早朝に来ればまた違う面白い絵になっているに違いない。
後でHPで調べてみたが記載されておらず、
田畑一面に咲いているが規模は小さく観光名所としてでなく、多分、地主の方が植えているのだと思う。
やはり時期的には11月上旬くらいが見頃らしい。
まさに隠れた名所。



予定外の被写体に少し時間を取られ白猪の滝の駐車場に着いたのは13時頃。
そこから歩いて約1キロの坂道を歩くことになるが、滝の遊歩道まで有料駐車場があることを案内されていないので、
大概の人は無料駐車場から遠い道のりを歩くことになる。
今日は時間があるので無料駐車場から歩いて滝へ向かう。
以前一度だけ訪れたことのある滝だが、
個人的には今まで出会った滝の中で5本の指に入るほどお気に入りの滝であり、
紅葉時に訪れるのは初めてなので、どのような姿になっているか楽しみにしていた。
しかし片道約1キロの道のりがこれほど遠く感じたのは年のせいだろうか!?(笑)

13時20分、白猪の滝に到着。
色付きとしては50%くらいらしいが、個人的には十分な色付きに感動した。
滝周辺の紅葉はすぐ落葉するので訪れるタイミングが難しく、
もし来週が見頃としても雨風で落葉しているかもしれない。
久しぶりに訪れたがやはり美しい。
水量は時期的に少ないので迫力に欠けるが撮影するならこれくらいがちょうど良い。
紅葉名所として紹介されていないので、
訪れる観光客は少なく、少し寂しい雰囲気があるが落ち着いて撮影出来るのは嬉しい。
既に滝周辺の日差しが当たっていないのでPLフィルター無しでシャッターを切ったが、
日差しが当たっていればもっと美しい姿が見れたかもしれない。
しかし既に13時30分で日陰になっているが、午前中だと日差しが当たっているのだろうか。




※実は少し下がると上段に滝があることがわかる

今日は紅葉撮影は諦めていたが、意外とフィルム1本消費するくらいシャッターを切った。
天気が良かったので絶好の紅葉撮影日和となったが、
実は今日のメインは愛媛県武道館で絢香のライブを見るための四国上陸でした。






写真館 二千年一夜