半夏まつり〜島根県赤来町

中国地方に大雨が降ってから本格的な暑さがやってきた。
週末の天気予報は目まぐるしく変わり、
傘マークが取れなければ行くつもりはなかったが、
当日の天気は雨の予報どころか梅雨が明けたような天気になっていた。





現地に着いたのは16時30分頃。
去年、改装中だった道の駅が綺麗にオープンしており、美味しそうなパンが並べられていた。
その隣の野菜産直市などもあり、見ているだけで意外と時間は過ぎて行く。
17時を回ったところで、今回の目的の1つである萌美野へ訪問。
ここに訪れたのは2011年、初めて半夏まつりを見に来た時以来で思い出あるお店で美味しい島根牛を食べさせてくれる。
高級部位からリーズナブルな値段まで、バリエーション豊富に島根牛の料理が堪能出来て、
毎年来ているのに店に立ち寄るのは実に6年振りで、今回はちょっと贅沢な夕食を楽しませてもらった。



食後、いつものように露店が並ぶ宿場街道を散策。
例年よりも露店が少ないように感じたのは前日の大雨の影響だろうか。
いつもの賑わいが寂しく思えたが、イカや唐揚げなどの匂いがすると、
やはりお祭りの雰囲気は良い。
いつも同じ所から撮影しているので、
今年こそは違うところから撮ろうと目星を付けている所に行ってみたが、
思いのほか近すぎたり遠すぎたりで、結局いつもの場所になってしまった。



赤来上空は青空が見えていたが、
南側に入道雲、北側には怪しげな雨雲でいつ雨が降ってもおかしくない状態で、
例年いつも雨が降る半夏まつりだったが、今年は何とか雨も降らず20時00分、花火が打ち上がる。
程よく風は吹いて標高が高いので蒸し暑さも無かったが、
何故か煙の掃けは悪く少し停滞気味。
今年も雲南最大の8号玉がこの花火大会の見所であるが、
ただ全体の内容としてはいつもとは違い、シャッターを押すことが出来なかった。
20時40分、花火大会終了後、今年はお笑いライブに小島よしおが来るので、
今年こそは見て帰ろうと思うことなく赤来を後にする。
小島よしおは見れなかったが、フロントガラスに蛍が止まっていたことに驚き、
蛍がたくさん舞う飯南町は美しく癒される町にまた訪れようと思わせてくれる町であった。





写真館 二千年一夜