三江線〜島根県江津市

江の川を俯瞰出来る山頂が江津市にあることを知り、
天気が良いこの日に足を延ばして行ってみることにした。
予定では片道3時間と考えていたが、
途中で三江線の沿線沿いを見ているうちに時間がかかってしまった。


※所木駅付近、下流側からだと草木が生い茂っているので、正面か上流側が狙い目かも!?


※カヌー公園上流側から望遠で江の川を入れて撮影するのも有り。



江の川を俯瞰出来るのは高角山で標高470mと結構高く、
その分、アクセスが少々厄介である。
江津市街地からだと比較的楽かもしれないが、
桜江町からのアクセスはひたすら狭い道を走ることとなる。
災害復旧工事も行われており、今日はたまたま工事が行われていなかったので通行止めは解除されていた。

現地に着いたのは12時頃。
平日の昼間に誰もいないだろうと思っていたが、
山頂付近にあるアンテナの工事をしている作業員とハイキングで訪れた老夫婦一組と遭遇したのには驚いた。
山頂には展望台があり、原っぱになっているところに車を止めて山道を少し歩くと辿り着く。
上空は澄み切った青空に日本海が真っ青に広がっているが、
水平線上は少し霞がかかっているように見えた。
それでも理想に近い青の世界が広がってくれていたので来た甲斐はあった。
12時30分台に走る特急スーパーまつかぜを狙うべく機材をセット。
しばしの待ち時間、山頂は日差しがあって暖かいが風が吹くと若干寒い。
雪の欠片も無くすっかり春めいた季節に、何か昼ご飯を買ってくれば良かった。
江の川を俯瞰出来る最高の景色だが、
鉄道を撮るには距離があるのでファンダーを通して見て少し物足りなさを感じる。
どんなに離れていても鉄道が走る音は届くもので、マークしていなかった山陰本線の気動車を見逃してしまった。
12時30分が近づき、今度は見逃さないように特急スーパーまつかぜを写真に収める。
それにしても小さすぎて標準レンズだと豆粒程度でわからな過ぎて望遠を持ってきて良かった。
その後、三江線を撮ったが果たして写真を見て三江線の存在がわかるかどうか・・・
どちらにしても三江線を高角山から撮りたい目標は達成したので、もう上がることは無いかな。





帰りに桜並木が美しいであろう鹿賀駅に立ち寄った。
ちょうど先ほど豆粒のような三江線が鹿賀駅に到着しようとしていた。
桜が咲いた時をイメージしてデジカメでイメージ撮影。
天気が良かったのでフィルム撮影しても良かったが、
それは春のお楽しみということで。
太陽の位置からして12時以降でも良さそうだ。





写真館 二千年一夜