三江線の桜〜広島県三次市、島根県美郷町

昨日に引き続き今日も三江線の沿線沿いに咲く桜を撮影する予定ではあるが、
生憎の天気で早朝から出発する気になれず、重い腰を上げて8時に家を出る。
出発当初は日差しも見えて天気は回復すると思われたが、三次に近づくにつれて曇空へと戻っていった。
今日のスタートは桜江町近辺を予定していたが、せっかくなので尾関山へ寄ってみる。
昨日よりも若干、臼曇りで明るいが状況はさほど変わらない。
状況も変わらなければ構図も変わらず1カットのみ10時台の424Dを撮影。





このまま一気に粕淵まで北上。
道中、至る所にカメラマンを見かけたが、やはり潮駅が断トツ人気であった。
昨日取り損ねた第一江川橋梁を狙うべく撮影ポイントに到着。
粕淵駅の桜並木は見事に満開だが、その背後の家屋が新しくて絵になりずらい。
橋梁の背後は山桜が咲いており、カヌー体験している人たちもいたので粕淵駅を捨てて橋梁のみに絞って11時台の424Dを撮影。



川本町経由で桜江町に入り、25Dをどこで撮影しようか検討。
鹿賀、川越、田津と寄ってみたが時間が迫ってきたので鹿賀まで戻り撮影態勢を整える。
桜並木が見事だが、プラットホームに佇む1本桜を入れて13時台の425Dを撮影。




ちなみに田津は桜並木の目の前に電線が走っていたので候補地から外した。

川戸駅で14時台の426Dを狙う。
ここは潮駅に続く人気スポットなのかカメラマンを多く見かけたが、
幸いお気に入りの場所が空いていたのでカメラマンを気にせず撮影に集中。
桜江町を俯瞰出来るポイントもあったが、もう少し高さが欲しい所。





撮影後、川平駅の近くにある山本の白枝垂れ桜を見に来たが、既に見頃はピークを過ぎていた。
鹿賀の桜並木は既に桜吹雪になっているのを見て思ったが、
どうも桜江町内の桜は開花が早く、若い枝垂れ桜は既に見頃を過ぎていた。
地元の人が言っていたが、もし例年通り、もしくは開花が早ければ来年の3月末は桜江町内で桜が狙えるかもしれない。



川戸駅まで戻り遅い昼食をとってしばし休憩。
このまま429D狙おうと思ったが、駅の裏側が思ったよりも見当違いだったので止めた。
鹿賀駅まで戻り、少し違う構図で撮影。
ズームで狙うと満席の車内がはっきりわかるのでズームで狙ったのは失敗だった。



これで撮影は終了するつもりで家に向かっていたが、
タイミングよく17時台の432Dとカヌー公園付近で遭遇出来たので撮影して本当にこれで終了。



この2日間、かなり撮影した割には天候に恵まれず達成感を感じられず最後の三江線の桜撮影がこのような結果に終わったのが非常に残念で仕方ない。
帰る頃になってようやく柔らかい西日が三江線沿線沿いの桜に当たりだし、
やはり桜は太陽の日差しを浴びてこそ美しいと改めて思った。



写真館 二千年一夜