秋吉台〜山口県秋芳町

八代の帰りは以前から秋吉台の雲海を撮りたいと思っていたので帰りに寄ってみることにした。
秋吉台に着いたのはまだ夜が明ける前の4時頃。
外に出ると満天の星空が凄かった。
5時くらいになって辺りの景色が肉眼で見えるようになり、
再び外に出てみると風があって寒い。
道路の寒暖計は5度とかなり冷え込んでおり雲海撮影には良い条件が揃っていたが、
残念ながら雲海の姿はまったく無かった。
せっかくなので現地調査を兼ねて秋吉台を散策してみる。
6時くらいに長者原の駐車場から歩いて北山を目指す。
遊歩道も綺麗に整備されて歩きやすいが時折、獣らしき糞が転がっており、
何年か前には熊の目撃情報もあったらしいので油断は出来ない。
歩いて10分ほどで北山に着いた。
南方向に視野が開けて見通しが良くドリーネの姿がよくわかる絶景ポイント。
秋吉台周辺に雲海は出ていないが、秋吉台を降りた市街地には雲海が出ているようで、
それならどういう条件が揃えば秋吉台に雲海が発生するのか検討しなおさなければならない。
雨上がりの晴れた翌朝、風の無い朝、秋より夏の方が良いのか・・・




※北山より


※家族旅行村方面に雲海は発生するはずだが・・・

北山から再び10分ほどで冠山に到着。
北山よりもドリーネの光景がよく見えるので
日差しが当たるドリーネの光景と遠く発生している雲海を絡ませてシャッターを切った。
雲海目当てだったが意外と面白い絵が撮れたかもしれない。
その後、雲海撮影ポイントらしい地獄台へは北山から冠山へ行く途中にある分岐点から遊歩道が続いており、
現地調査を兼ねて行こうと思ったがそれはまたの機会。
今日はウォークラリーが開催されるようで、
遊歩道の所々に幟が立っていた。


※冠山はドリーネ絶景ポイント









秋吉台を降りて別府弁天池に寄ってみた。
今年の夏にも訪れているが、
訪れた時間が遅かったので池に日差しは当たらずオマケに観光客が多くて撮影に至らなかった。
朝早ければ幻想的な世界が広がっているかと期待してみたが、8時頃に訪れた頃は霧も無く池に日差しは当たっていなかった。
着いた時点では誰もいなかったが、
構図を練りながら日差しを待っていると1人また1人とやってくる。
観光客かと思いきや水を汲みに来た地元の人のようで、
美味しい地下水が汲める場所は池の近くにもあるらしい。
徐々に池に日差しが当たりだすと池の美しさが現れて来た。
水の透明度は本当に綺麗だが、池に映り込む周りの景色も綺麗で、
PLフィルターを使って透明度を出すか、映り込みを出すか迷ってしまうがせっかくなので2パターンを撮影。
思った景色では無かったがどんな写真に仕上がっているか楽しみである。





写真館 二千年一夜