ひろせ祇園祭〜島根県広瀬町

毎年7月21日に開催される広瀬祇園祭。
今年は土曜日開催になったのと花火業者が変わったので2008年ぶりの撮影となった。
高野ICが災害復旧で降りれないので吉田ICで降りて広瀬町へ向かう。
14時30分に出発して17時過ぎに到着。
撮影場所は前回と変わらず橋の上から狙うので特に現地調査はすることもなく、
近くのスーパーで早い夕食を取ってのんびり町内や河川敷を散策しながら時間を過ごした。



前回訪れた時は、道の駅にある休憩所で時間を潰したくらいしか記憶が無く、
後で撮影記を読み返してみると、町内を散策しているようだが、
記憶に無いので町内を散策して露店が並ぶ光景が新鮮に感じた。
花火会場ではまったく祭りの雰囲気は感じられないくらい閑散としていたが、
一歩路地に入ると露店がたくさん並ぶ中、子供神輿やライブなどで賑やかに盛り上がっていた。
観覧場所である橋上が19時30分から車両通行止めになるため、それまでは殆ど人の姿は見かけず、
19時30分を過ぎると徐々にお祭り会場から人が流れ始めた。



撮影場所として風向きを考えると上流側から夕暮れ空を背景に狙うのも悪く無いが、
つい横着して車を止めた場所に近い橋から狙う。
ただ前回同様と同じ橋上から狙うのは面白くないので橋下から狙う。
花火打上までの待ち時間、ひぐらしの声が聴こえてあれだけ暑かった日中が嘘かのように涼しい風が吹き抜けていった

まだ真っ暗になる前の20時に花火は打ち上がる。
花火業者が変わり打上の演出も変わって花火の筒がワイドにセットされている。
オープニングからワイドに打ち上がると期待したが、シンプルに単発からスタート。
単発、小型煙火の繰り返しで最後に豪華にスターマイン、約20分の演出。
花火が打ち上がってしばらくすると橋下の観覧は危険区域になっているらしく警察から撤去命令が下され、
何故に橋上が良くて橋下が駄目なのか、規制線も立ち入り禁止区域の案内も無くいお粗末なお祭りだったが、
食後の運動に河川敷を散歩した甲斐あって、橋を前景に構図を練り直し再度撮影態勢を整えた。
結果としては後方に下がった分、ワイド感が無くなり中途半端な絵になってしまったのと、
警察とのやりとりで貴重な花火時間を失ったのはいろんな意味で残念だった。



花火終了後、特に混雑することもなく脱出。
帰りは高野ICから帰ったが時間的には行く時とさほど変わらないような気がした。



写真館 二千年一夜