深野の棚田〜三重県飯南町

津の花火から一夜明け、市内の旅館でのんびり朝を迎えた。
外に出ると相変わらず朝から厳しい日差しが降り注ぎ、
昨日の賑やかさが嘘かのごとく、祝日の津市内を後にした。
そういえば津市には初めての訪問だと思っていたが、
2006年に枝垂れ梅を見に結城神社に訪れたことを思い出し、
案内板を見てこんな所にあるのかと驚いてしまった。



今日は三重県内にあるもう一カ所の棚田へ訪れるべく、
津市から南下してあの有名な松阪牛でお馴染みの松阪市へ向かう。
松阪市から国道166号線を走り、少し深い山道を道なりに走っていくと飯南町に入り棚田の案内板を発見。
その前に今日は時間があるのでその先にある道の駅で休憩を取り、
棚田の案内板の近くにあったお酒屋さんでお土産を購入。
深野の棚田に到着したのはすっかり暑くなった10時50分頃。
綺麗な駐車場に最近出来たであろうトイレが新設されており、
最近では棚田オーナー制度で人を呼ぶために施設を綺麗にすることは珍しいことではないが、
深野の棚田も人を呼び込むために力を入れているのだろうか。
秋には棚田祭りが行われ蝋燭イルミが行われると先ほどのお酒屋さんで情報を貰った。





車を駐車場に止めて暑い炎天下の中、棚田を散策。
石垣のだんだん田が印象的で斜め上の角度を探して構図を練る。
面白い構図もある一方、新築の家や電柱、電線など絵になりずらく構図探しに苦労した。
1時間ほど頑張って探してみたが、これという構図は1か所のみで断念。
休耕田は少なく石垣が補強されて新築の家も建っていることから、
きっと世代交代が進んでいる棚田だと思った。
今日の撮影はこれで終了。
先ほど立ち寄ったお酒屋さんで深野の棚田米で作られた日本酒が楽しみ。







写真館 二千年一夜