張戸お大師桜〜島根県頓原町

昨日の朝は逆光ということもあり思うように撮れなかったので、
午後の日差しに期待してドライブがてら再び行ってみることにした。
途中、昼ごはんに道の駅赤来高原、食後に道の駅とんばらへ寄ってみる。
これで撮影に収穫が無くてもドライブに来たと思えば救われる。


※左:4月1日に道の駅赤来高原でオープンした、いいなんキッチンミエル。右:道の駅とんばらにて、ラムネMILK堂のココア

お目当ての張戸お大師桜は、昨夜の雨風の影響で随分散っており遠くから見ても色褪せていた。
昨日のような強風も無く水鏡が綺麗に写っているが、
本来の山桜はもっと白く無ければならないのに、今年も3年目の挑戦にしてタイミングが合わず。
15時くらいに訪れたが、逆光を避けられるのなら12時頃でも良いかもしれない。
昨日は満開の姿を見れただけでも少しは前進したと思い、来年またチャンスを伺うことにする。

 



天国に近い里〜島根県羽須美村

張戸の山桜を撮影後、川角集落へ寄ってみる。
3日前に見頃を迎えたらしいが、昨夜の雨風でどこまで散っているかが心配。
それ以前に、GPV気象予報だと午後には雲が掃けるはずだが、
上空は厚い雲に覆われ日差しは期待出来そうに無かった。
16時過ぎくらいに到着。
観光客は時間が時間なだけに少な目でお祭りも片付け始めていた。
昨夜の影響がどこまで出ているのか、
もしくは雪害の影響かわからないが、
今年は花のボリュームが少なく、菜の花も疎らで感動は以前に比べると少なかった。
天気が良ければまた違っていたかもしれないが、ここの美しさはこんなもんじゃない。
今日は1カットのみ撮影して終了。



そういえば三江線が廃線になって初めて国道375号線を走った。
見慣れた景色も今ではとても静かで走る列車もいなければ、それを撮るカメラマンもいない。
あまりの寂しさにこみ上げるものがあったが、考えてみればいつもの静けさに戻ったのかもしれない。
ただ列車が走るか走らないかの違いだけ。
三江線は廃線になっても未だ信号機が赤く灯っていたのを見て、
もしかしたらこのまま待っているとどこからともなく音が聞こえてくるのでは?と廃線を素直に受け入れられない自分がいた。



写真館 二千年一夜