三江線、柳原梅林〜広島県作木村

昨日に引き続き今日も三江線撮影に挑む。
気付けば今日が三江線最後の日曜日の運転であり、
それ相当の混雑が予想されるが、計画を立てて効率の良い撮影を心掛けたい。
4時に家を出発。
三次に入った時は霧の姿は無く、今日は早朝の日差しが期待出来ると思ったが、
次第に濃い霧に包まれていった。
6時前にカヌー公園周辺に到着。
予想以上に濃い霧に包まれシャッタースピードが上がらず撮影不能。
結局、6時20分台は見送った。




※シャッタースピードが出ない。

20分後にやってくる9421Dは諦めて、先ほど通過した9422Dを追っかけて柳原梅林で迎える。
下流へ行けば霧も晴れると期待したが、その期待虚しく薄暗い状況の中、7時台の三江線は通過していった。


※下流側より上流側の方がシャッタースピードが高いのは太陽の位置に関係する。

8時台に再び三江線が通過するのでそのまま待機したが、
今日の霧はしつこく居座り続けた。
7時台よりも少し明るくなったお蔭でシャッタースピードは上がったが、何とも中途半端な仕上がり。
三江線が通過して少しして上空から僅かながら青空が見えてきた。
撮り高があれば帰ろうと思ったが、このままでは帰れないので、11時台の9424Dまで3時間待機。
違う場所で撮影した後に柳原に来ても良かったが、
この場所は人気スポットで撮影場所は車の駐車に時間を費やしたく無かったので、このまま待機することにした。
ようやく霧も晴れて青空が見えて日差しも射してきたので、
県道や宇都井駅などゆっくり散歩して時間を過ごす。
実際に歩いてわかったことは、
川のせせらぎや鳥の鳴き声を聴きながら江の川沿いを歩くことが気持ち良いということ。
三江線が無くなっても江の川という自然の宝があるのだから、
もっと有効活用して観光に繋がればと思う。
宇都井駅は昨日ほどでも無かったが、それなりに観光客を見かけた。
INAKAイルミも再現されているようで、夜になるとそれなりに賑わっているのだろうか。
3月31日最終日は花火も上がるので、現地調査を兼ねて構図を練っておく。


※花火は採石場から打ち上がる予定。ただ現地点では花火が上がるかは協議中となっていた。

10時30分くらいに撮影場所に戻って構図を練る。
現時点ではカメラマンの姿は数名程度だったが、
三次方面で撮影を終えた人たちが次から次へとやってきて、20人近く集まっていただろうか。
鉄梁と梅林の構図を微調整しながら11時台の9424Dを撮影。
PM2.5の影響が心配されたが北方面はさほど影響も無く青空が広がっていたので良かった。
これで去年の課題はクリアしたと言いたいが、
仕上がりを見るまではわからない。
とりあえず昨日今日は予行練習ということで、この経験を次回最終日を本番として迎えたいと思う。


※鉄梁の後ろの宇都井橋を入れるか隠すかでイメージが変わってくる。
 下から見上げるアングルも悪く無い。


※昨日の15時台。太陽の位置が傾いたことで鉄梁に影が付いて立体感に見えるがトンネル付近の山が陰り始めている。



写真館 二千年一夜