水落のダルマ朝日〜岡山県笠岡市

春の水落のダルマ朝日の季節がやってきた。
日の出方向は98度と若干早いが、昨日の夕方、綺麗に四国山脈が見えていたのでチャンスだと思い行ってみることにした。
4時30分に家を出発。
現地に着いたのは5時40分頃でカメラマンの姿はあまり見かけなかった。
上空には綺麗な満月が輝き肉眼でも周りの景色が見えるくらい明るい。
澄み切った空に気温は低く条件は揃っていたがPM2.5が少し多い予報が気になるところである。
水平線上にある船の灯かりは綺麗に見えていたので、このまま行けばダルマ朝日のチャンスは大きい。
いつも船が止まる小さな泊附近で撮影しているが、今日は少し北側から狙う。
時間が経つにつれて明るくなり、久々の冷え込みが仇となったのか霞が出て船の灯かりも目立たなくなっていった。
理想としては大槌島の右手に朝日が上がる構図だが、
大槌島どころか瀬戸大橋も見えず今日もダルマは期待出来そうになかった。

定刻である6時37分頃に薄らと朝日が顔を覗かせた。
残念ながらダルマにならなかったのは雲のせいか島がかかっていたのかはわからない。
その後、笠岡諸島行きのフェリーが横切り、
ダルマ朝日であれば最高のシチュエーションだっただけに残念であるが1カット撮影。
シャッタースピードが出ないので苦し紛れに最大に開放したので結果は期待出来ない。



帰りに道の駅かさおかに寄って早咲菜の花を見てきた。
規模は来月が満開予定の菜の花より小規模。
あまり見かけない品種だが食用だろうか。



以前から気になっていた大門町の小高い山から見えるJFEの夜景スポットに寄ってみた。
高校の裏山から400m歩いた所に展望台がある。
角度的に朝日も夕日も絡まないのであまり面白くないが気が向いたら撮影してみることにする。






写真館 二千年一夜