張戸お大師桜〜島根県頓原町

例年より1週間早い開花の影響で、
4月2週目にして早くも桜の終盤を迎えていた。
生憎、週末は天気が微妙で桜撮影を見送っていたが、
GPV気象予報だけ土曜日の8時から10時の間だけ雲が無くなっており、
どのくらい信憑性があるかわからないけど、確認も含めて行ってみることにした。
頓原まで約2時間。
あまり早く行っても仕方ないので、8時くらいに着くように出発したが、
予想外に早く着いてしまった。



あまり知名度は無くカメラマンは3人ほど。
駐車場が無いので通りの少ない路肩に止める。
気になる上空は雲の多い空だったが、
雲と雲の隙間から日差しが射し込み、
今日は朝の日差しが見れないと思っていただけに、
GPVの予報は強ち外れていなかった。
それにしても風が強い。
台風並みの強さに三脚が倒されそうだ。
桜の開花に合わせて地主が田んぼに水を張ってくれるが、
風が強くて水鏡にならない。


※古木の隣にもう1本の山桜がある。

それにしても過去2年訪れている山桜だが、
いずも花びらを付けた姿を見れずにいたので、
満開の姿を見れたのは嬉しかった。
時折強い風で花びらが散っているので、
この土日で一気に見頃を過ぎてしまいそうだ。
桜の背後に太陽が上がる所謂、逆光で撮影する方向は決まっているため朝の撮影には向いていない。
それでもやっと満開の姿を見ることが出来たので、数カット撮影。
一瞬、風が収まるのを見計らって水鏡も撮影してみたが、
田んぼに水が少なかったのか、綺麗な水鏡にはならなかった。



須佐神社の山桜〜広島県布野村

帰る道中、そういえば布野村にエドヒガンと山桜があることを思い出した。
15年ほど前にエドヒガンを撮影した時に山桜がまだ開花していなかったので、
もしかしたらと思い寄ってみた。
9時40分、須佐神社に到着。
懐かしい光景だが電線や電柱が桜の前を過り構図を練るのに苦労したことを思い出した。
境内で掃除をしていたおじさん曰く、
この数日で一気に咲いたとか。
逆にエドヒガンは随分早く咲いたが、先週の雪で未だ花を付けているらしい。
エドヒガンが散った後に山桜が満開を迎えるが、
両方が一度の見れるのは珍しいかもしれない。
山桜を撮影出来たのは思わぬ収穫だった。





この上に桜が咲いていると教えてくれたので行ってみた。
桜の本数は少なかれど、まだ桜が見れるのは広島県ならではだろうか。





写真館 二千年一夜