由志園ニューイヤーイルミネーション〜島根県八束町

由志園といえば牡丹と紅葉が有名だが、
最近はイルミネーションも行われているようで、三が日、特に予定も無かったので、
気晴らしに由志園まで行っていることにした。
片道約160キロほど。
道中、高野で冬用タイヤ規制があったが通常タイヤでも問題無いほどの道だった。
当初3時間を見ていたが、空いていたこともあって有料区間を走らなくても2時間30分程度。





まだ暗くなる前の17時頃に到着。
一応、三が日の最終日ということで混雑していないと予想して来てみたが、
駐車場は半分埋まっている程度。
これが年末の混雑に比べて多いのかどうかはわからない。
暗くなる前に中へ入って現地調査すべく中へ入ると、
少し進んだところから時間規制となっており17時15分から入場開始となっていた。
少しだけ時間潰しに撮影出来るところが無いか探してみたが、
和がテーマになっているので派手な演出は無く撮影するには少し寂しい。
もしかしてこの先もこの調子なのだろうか、少し不安になった。
時間が来たので入場する。
今回は和のイルミネーション「黄金の島ジパングIV」と題して、
最新のテクノロジーにより、「陰陽師の世界 -SEIMEI-」をテーマにした世界観を表現している。
最初は目がチカチカするほど派手な演出だと思っていたが、
見る角度によっては見事に和を演出した美しいイルミネーション。
特に出雲富士のピクセルイルミを中心に藤棚をイメージしたアメジストジェリイルミは圧巻であり、
音楽に合わせてコンピューター制御された点滅が凄い。
広い庭園だがこれだけでも十分見る価値はある。
一応、一通り園内を回り撮影ポイントを探したが、
お目当ての水中花園は、ライトが暗いのと水中イルミが行われていなかったのが残念であり、
見るには雰囲気があって良いが、やはり全体的に暗いので撮影するには難しい。
撮影は出雲富士と藤棚一帯を集中して撮影。
これほど凄いイルミだが、さほど混雑はしておらず人が途切れたタイミングを見計らってシャッターを切る。





さすがに山陰というだけあって空が暗くなると空気が冷たく、
撮影しているうちに体の芯から冷えてきた。
気付けば19時30分。
時間を掛ければ違う場所で発見があったかもしれないが断念。
暖房の効いた館内で少し体を暖めて由志園を後にした。
行く道中、高野付近で雪が降っていたので、
帰りはそれなりに積もっているかと雪道を楽しみにしていたが、
雪道どころか規制も解除されていたが、気温がマイナス5度になっていたのには驚いた。
さすが極寒地帯。





写真館 二千年一夜