遠賀川のコスモス〜福岡県水巻町

9月の宮崎・鹿児島遠征が台風で中止となり、
代替え案で何か無いかと探していると長崎ラブフェスの開催を知った。
例年だと10月に行われるものだと思っていたが、
今年は11月3連休の日、月に開催。
花火はもちろんのこと好きなアーティストが日曜日に出演することから、
これは天の思し召しだと思った。
せっかく長崎へ行くのなら、
道中何かイベントが無いかと探していると芦屋町で砂像展が開催されているので、
芦屋に寄って日曜日に長崎入りする計画を立てた。







2週間前に八代から帰りに若宮市へ寄った時、
せっかくなら遠賀川のコスモスに寄れば良かったと後になって思ったのだが、
実は今年は開花が遅く今がちょうど見頃だと出発前に知った。
そうとわかれば芦屋町のお隣である水巻町へ寄らない訳がない。
11時頃に家を出発して鞍手ICを降りて水巻町を目指す。
16時過ぎに遠賀川の河川敷にあるコスモス畑に到着。
先週の今頃にコスモス祭りが行われていたらしいので、
例年だと1週間前が見頃らしいが、今年は全体的に1週間遅れなので遠賀川のコスモスも今がちょうど見頃になっていた。



500万本・・・は少し大袈裟かもしれないが、
それでも河川敷一杯に広がるコスモスはかなり見応えがあり、
しかも無料で見れるのが素晴らしい。
ちょうど太陽が沈む西の空を入れて構図を練り、
訪れる人も疎らで撮影しやすいと思っていたが、
狙っている場所に限って人が集まりなかなかシャッターが切れず、
なかなか思い通りの撮影が出来なかった。
西の方角に雲が多かったので、
理想の空にならなかったが、見れなかったと思っていた遠賀川のコスモスが見れただけでも良かった。





あしや砂像展〜福岡県芦屋町

太陽が雲に隠れたところで遠賀川のコスモス撮影も程々にして、
暗くなる前にあしや雪像展の会場へ向かう。
会場までの道のりは渋滞が激しいという噂だったが、
さすがに夕方になると訪れる人も少ないのか渋滞も無く17時40分に会場に到着。
駐車場はそれなりに埋まっていたが満車になるような混雑は無かった。
早速会場内を散策して大小数十体の砂像を見学。
水と砂だけで造られた繊細な砂の芸術に圧倒された。
既にライトアップも始まり時間差でカラーにライティングされるので見ていて面白い。



ある程度見て廻ってから花火撮影の構図を練る。
直接筒場が見えないので事前にネットで打ち上がる方角を確認して構図を検討。
砂像に対して正面から狙うか、角度を付けて右から左からと悩ましい選択肢。
大勢のカメラマンで最前列が埋め尽くされるかと思ったが、
殆ど三脚を持ったカメラマンの姿は見かけずちょっと一安心。
正面より少し右手に寄って狙うことにした。
三脚を置いて場所を確保するには雰囲気的に場違いなので、
目を付けている場所を遠目で見守りながら時間が迫るギリギリで三脚を置くことにした。
辺りを見渡すと立って撮影しても良さそうな感じだったが、
一応マナーとして座っての撮影。
お蔭で待っている間は足腰が痛かった。



20時00分、開催中の土日のみ花火が打ち上がる演出で、
約1分、30発の花火が砂像の背後から音楽に合わせて打ち上がる。
当初、縦構図で考えていたが砂像を主役にしたかったので横構図で狙う。
一瞬で終わる花火をどう捉えたかは現像が上がってみないとわからないが、
砂像のライティングが露出オーバーになっていないことを願いたい。
帰りはさすがに駐車場を出るのに多少時間がかかったが、
30分もしないうちに混雑は解消し、今日の宿である直方へ向かった。









写真館 二千年一夜