世羅高原農場チューリップ祭り〜広島県甲山町

GW10連休も残りあと2日ということで、
連休最後に世羅高原農場へ行こうと思っていたが、
明日は天気が悪そうなので急遽、今日行くことにした。
世羅高原農場のチューリップを見るのは実に2005年以来。
2008年に向日葵を見に行っているがそれでも11年振りの訪問となる。
規模は凄いし西日本を代表する農場だと思うが、
それでも足が遠のいてしまったのは、やはり人出が多いのと入園料が年々高くなっているということ。
最近では年間パスポートが発売されているので、
年金生活にでもなれば平日の人が少ない時にいつでも何度でも行ってみたいと思うが、
さすがに土日の混雑時、人がいなくなるまで待つのはストレス以外何も無い。
今回行ってみようと思った切っ掛けは、
GW期間中、退園時間を設けてないことをツイッターで教えてもらったので、
それなら多少は混雑を避けられて撮影出来ると期待して行ってみることにした。





16時00分、駐車場に着いてみるとたくさん車が止まって混雑の収まる気配は無かった。
入園料は800円だとHPに記載されており、
昔に比べると上がったな〜と思いきや、満開時は1000円の特別料金となってさらに驚いた。
ゲートを潜ると圧巻なチューリップ畑が出迎えてくれて、
日本各地にチューリップの名所はあるが、これだけ一面に広がる所はなかなか無いと思われる。
これが一面だけでなく、園内に何カ所もあるのだから入園料を1000円払っても惜しく無い。
近年ではSNSで拡散されて大勢の観光客も訪れ、
それに対応するスタッフも確保や準備も大変だろうし、
園内の施設も綺麗になって展望台も作り替えられていたり新設されていたり、
旭鷹農園の頃に比べると本当に立派に成長していた。

今の時間帯でも撮影したいところだが、やはり人が混雑して思うように撮影は出来そうにないが、
広範囲に畑が広がっているので、場所によっては人が少ないところもあり、
少し待てば撮影出来そうな所もあった。
園内を一通り見て回り構図を練って数か所に絞って混雑が落ち着いたところで撮影。
朝の日差しが個人的に好みだが、
西日が当たる光景もチューリップの色や周りの緑が映えて面白い。
標高が高い世羅高原なので空も澄み切って綺麗な青空に白い絵の具で描いたような雲が絵になる。






ある程度撮影を終えて夕方に備えて再度構図を練る。
さすがに17時を過ぎると園内に影が出来て撮影に不向きな場所も出て来たので、
なるべく日差しが当たる視野の開けた場所を狙ってシャッターチャンスを待った。
ところが厚い雲が太陽を隠し、まさにこれからだという時に園内全体に日差しが当たらなくなってしまった。
これでは思い描いていた光景にならず撮影は中断。
しばらく待っても太陽は雲から出てきそうにないのでこのまま終了を覚悟した。
太陽が木々に隠れる一瞬、雲から太陽が顔を覗かせたが時すでに遅し。
結局、思い描いた通りの光景を見ることは出来なかった。
その後、少し空が焼けたのでハーフNDで撮影してみたが、
果たしてどんな仕上がりになっているか。



今回の撮影で1つわかったことは、
前回来た時と違う畑にチューリップを植えているので、
年によって違う光景が見られるということ。
再入場出来ない規則になっているので、
朝来て午後また来ることは出来ないので、
やはり本気で撮影するなら年間パスを購入した方が良い。
今日はGW終盤ということでいつもより人が多かったのかもしれないが、
帰る頃には最後の1人となっており、
退園時間は設けていないとはいえ、いつまでも居座ると迷惑だろうからキリの良い所で撤収。
次は年間パスポートを購入してまたいつか訪れたい。






写真館 二千年一夜