たけはら情景の路〜広島県竹原市

毎年行こうと思いながら人の多さに断念していたが、
竹原には何かと愛着のある街になったので、
今年は灯かり祭りへ行ってみることにした。
撮影としては初めてだが去年、ライブイベントで訪れているので2度目となる。
15時30分頃に家を出て、思いのほか三原バイパス出口で渋滞したので、
竹原市内に着いたのは17時頃。
臨時駐車場になっている竹原小学校のグラウンドは半分以上が埋まっており早くから賑わっている模様。
道中、夕立に遭い、パラッと降る程度だと思ったが結構本格的に降っていたので、
竹原は大丈夫かと心配したが案の定、竹原市内もそれなりに雨が降ったようで、
着いてからも降ったり止んだりの繰り返しで傘が手放せなかった。
街並み保存地区一帯が灯かり祭りの会場となっており、
旧家を利用してイベントが行われたりショップが開かれていたり、
また広場では竹灯りスペースになっている。
路地の至る所に竹灯籠が並べられ、
街並みを散策しながら構図を練って目星を付けていく。







薄暗くなると灯りも灯り始めたが、
思ったほどに灯かりが付くペースが遅い。
薄暗くなったところで早々と撮影して撤収するつもりが何故に灯りが付かない!?
どうやら夕立で蝋燭に火が付かないようで、
場所によっては頑張って付けているところもあれば、
早々と諦めている所もある。
まさか夕立で灯りが付かないとは完全に訪れるタイミングを外してしまった。
パンフレットの表紙にもなっているお寺の階段を第一候補にしていたが、
灯りが付きそうになく混雑も激しいので早々と諦めて、
あまり混雑の少ないメイン通りから外れた場所を見つけて撮影。
去年歩いて印象に残っていた家紋提灯を撮りたかったので、
路地に並ぶ竹灯籠と一緒にシャッターを切った。
竹細工の影が白壁に映ったり場所によっては何かと面白い仕掛けが工夫されており、
撮影は数カットに絞って後はのんびり散策して灯り祭りを見て楽しませてもらった。



心配していた雨は暗くなってから降ることも無く、
濡れた路地に灯かりが反射して綺麗に見えたが、
やはり灯籠が付いてない所も目立ち寂しかった。

19時過ぎに撮影を終えてお目当ての「くにみ」で夕食。
垰下牛をリーズナブルで食べることが出来るお店だが、
人気ナンバー1のチキン南蛮定食を美味しく頂いた。
灯かり祭りは21時まで行っているので、
グラウンドの車の台数からして20時を回っていてもかなり混雑しているように見えた。
やはりこの手のイベントの撮影は人がいなければ楽しいのだけど混雑の中での撮影はちょっと疲れた。







写真館 二千年一夜