海田市駐屯地桜まつり一般公開〜広島県海田町

例年だと夏に行われる海田市駐屯地の花火大会だが、
昨年の豪雨災害で中止となり、
今年の桜並木一般公開に合わせて復興イベントの一環として花火が打ち上がることになった。
夏は都合が付かず今まで行ったことなかったので、
今回は現地調査と滅多に入ることの出来ない駐屯地を見学しようと早めの現地入りを目指した。
季節的なのかもしれないが、西条バイパスと中野で渋滞にはまり、
新しいパイパスが出来ているので2時間あれば着くだろうと思ったが、
2時間以上かかってしまい現地に着いたのは16時頃だった。
駐車場を心配したが、かなり広い場所を確保しているので全然余裕だった。
桜は思ったよりも咲いており5分から7分咲といったところだろうか。
今日は朝から天気が不安定で現地に着いた時も強風と雨で寒いが、
それでもそれなりに花見客はいるもので、
みんなそこまでして桜の下でお花見をしたいのか!?と思ってしまった。
敷地内では数台のキッチンカーが出店しており美味しそうな匂いが漂っていた。



駐屯地内の史料館「顕彰館」も公開され、
同館に展示されている60式自走106ミリ無反動砲や61式戦車を見学したところで、
実際に花火がどこで打ち上がるか筒場を探してみたが目視出来ず構図作りに難航。



17時に号砲が上がり、それに合わせて駐屯地の花火大会らしさを出そうと散策してみたが、
展示物の戦車とは方角的に無理で、
敷地内の至る所に戦車がある訳でも無く、
残念ながら駐屯地らしさを出す構図は諦めた。
時間があるので場外の現地調査をしてみた。
駐屯地の西側、運送会社が集まる付近から狙うのも悪く無いと思い候補地に入れておいたが、
今回は初めての現場ということもあり駐屯地内で狙うことにした。


※この場所からだと350mくらいの距離で悪く無い

再び駐屯地内に戻り現地調査しながら散策してみたが、
これという場所は無く19時30分の打ち上げ時刻が迫って来た。
結局、大勢の観覧客を前景に芝生広場から狙うことにしたが、
何だか中途半端な絵になってしまった。
メッセージ花火などもあり約30分、打ち上げ数は非公表だったが500発くらいのボリューム。
芝生広場よりも先に進むことが出来るので、
観覧場所の最前列でも実際に距離は450mくらいは離れており迫力は少々物足りないものもあった。
もっと前に出て撮影しても良かったのだが、
目の前が駐車場として賑やかしくなっていた芝生広場まで後退せざる得なかった。
当初、桜と一緒に花火が撮れればと思ったが、
それも現地に着いた瞬間、無理だと思い今回は思うような撮影が出来ず何とも心残りがある一夜となってしまった。




※観覧場所からは意外と遠い




写真館 二千年一夜