海田市駐屯地夏まつり〜広島県海田町

桜まつりの一般公開では不甲斐ない結果で終わった花火大会。
そのリベンジを果たすべく再び海田市駐屯地へ訪れた。
例年、ここのお祭りは平日だと思っていたが今年は日曜日開催。
去年は西日本豪雨で中止になったので2年振りの開催となる。

17時頃に海田市駐屯地に到着した時はゲート近くの駐車場に案内され、
ということは会場に隣接している駐車場は既に満車ということなので、
桜まつりの時よりも客足は早いようだ。
今日は最初から場内で撮影するつもりは無いが、
時間があるのでちょっとお祭りの雰囲気を味わうべく散策してみた。
会場の真ん中に盆踊りの櫓が組まれ、
その周辺にはたくさんのキッチンカーが出店して美味しそうな香りが漂い、
早くも店によっては長蛇の列が出来ていた。
隊員の家族や招待されたお偉い様用のテントもたくさん設置されており、
桜まつりの時よりも少し雰囲気が違い、かなり本格的なお祭りのように感じられる。
櫓の前では隊員による演奏会が始まり、
夕方の日差しはきつかったが、心地良い風が吹いて力強い演奏を楽しませてもらった。





天気も良いのでもしかしたら綺麗な夕焼け空が見れるかもと期待して坂のベイサイドへ行ってみる。
夕日は綺麗だったが霞みがひどく綺麗な夕暮れ空になりそうになかった。
実は有名な撮影ポイントだが未だここで撮影したことないので、
秋から冬にかけて澄み切った夕暮れ空に撮影してみたい。





19時過ぎに場外の撮影ポイントに到着。
桜まつりの時に目を付けていた場所で、
イメージしていた構図では、海に浮かぶ牡蠣イカダを前景に考えていたが、
今日は引き潮で海面が低いのと、距離が近いことから絵にならない。
前景に何か無いかと散策してみたが特にこれという物が無く、
それならせめて海面を入れようと南に歩いていくと、
外灯があるので少しは絵になるに違いない。
花火は確かこの辺から上がるだろうと予想して構図を練る。
先ほど会場内で買っておいたお好み焼きを食べて打ち上げ時間を待つ。
時々、散歩をしている人は見かけるが花火目当ての人は殆どおらず、
こんなところで1人三脚を立てらせていると怪しい人にしか見えない。
そんな不安も打上時刻が迫って来るうちに1人また1人と少しながら近所の人らしき家族がやってきた。



20時00分、花火が打ち上がる。
会場のアナウンスはまったく聞こえないので何も知らずに歩いていると、
突然花火が打ち上がるから驚かれる人もいれば、
花火を見ようと車を止める人たちもいた。
予想していた場所どおりに花火は打ち上がりそれなりに絵になった。
距離にして500mと少し離れているが、時々上がる4号玉はそれなりに楽しめた。
会場から前景に観覧客を入れる構図も考えいたが、
距離はさほど変わらないし翌日の仕事を考えると早く帰る必要があるのでここでの撮影は正解だった。
30分上がると思われたが15分ほどで花火が上がらなくなったので終わったのだろうか。
やはりアナウンスが聴こえない場外は雰囲気が伝わらず少し物足りなさがあったが仕方ない。
帰りは県道276号線が混雑してるようなので、
国道31号線から渋滞することなく東広島バイパスに入りスムーズに家に帰宅出来た。
北側ゲートから出てくる人たちの光景を見ると、
会場内はかなりの人達が集まったのだと想像出来るが、
その分、車で来ると帰りは相当時間がかかりそうだった。







写真館 二千年一夜