宮窪夢花火〜愛媛県宮窪町

昨日の疲れから今日は近場へと大三島の上浦か大島の宮窪のどちらかを考えていたが、
前回は上浦へ行ったので今日は宮窪を選んだ。
家を出たのは暑さが和らぐ17時頃。
しまなみ海道を走って18時前に大島に到着。
上空は面白い空が広がっていたので亀老山へ行ってみようかと思ったが、
以前から下田港で大島大橋を撮ってみたいと思っていたので下田港へ寄ってみた。
粘ればもっと綺麗な夕焼け空になりそうだったが、
目的が違うので軽く1カットのみ撮影。
そもそも夕景撮影する予定も無かったのでハーフNDすら持ってきていない。
機会があればまた寄ってみよう。







18時40分、花火撮影にしては珍しく遅い到着だが、
これくらいでも余裕で車を止める場所も目星を付けていた撮影場所も空いている。
昨夜の尾道で行われた花火大会は相当の人だったと思われるが、
尾道から1時間もかからない宮窪は地元の人くらいしか集まらない。
いや地元の人は家の前の玄関や駐車場でバーベキューしながら花火を見ているので、
会場に訪れる人は花火というよりお祭りを楽しみに来ている人が殆どなのである。
ステージではモノマネショーが行われていたり、
会場内にある食堂は地物の刺身が美味しそうで海鮮バーベキューは賑わいをみせていた。
せっかく来たので、鯛カツバーガーのキッチンカーが来ていたので腹ごしらえに購入。
値段は高かったけど凄く美味しかった。







軽く会場内を散策して会場を見下ろす道路沿いに三脚を仮置き。
前回来た時に迷った挙句、外した場所で撮ろうと決めていた。
目の前に走る電線が気になったのが外した理由だったのかなと改めて思ったが、
最近では三分の一くらいまでなら気にしないようにしている。
露店や会場の雰囲気は絵になるし花火も高く上がれば電線もさほど気にならないと判断した。
それにしても本当にのんびりしている花火大会で、
それは人の流れを見るだけで肌に感じる。
こののんびりした雰囲気が田舎ならではで好きだ。
同じしまなみ海道沿いの花火大会でも、
広島県側はそれなりに人が多いが、
愛媛県側になると極端に人が少ない。
かと言って花火の演出、特に宮窪は全編音楽付きでワイドに打ち上げるのでそれなりに楽しめる。
今日は大三島の上浦と被っていることも若干影響しているかもしれないが、
お蔭で今日はのんびり撮影が出来て早く帰れそうだ。



警戒区域内に進入したのか定刻より少し過ぎて20時05分くらいに花火が打ち上がる。
10号玉が上がる記載があったがよくわからず、
距離にして400mほど離れているので大きさからして6号玉くらいが最大ではないかと思う。
前回と違うのはレーザーによる演出が無くなっているが、
それ以外はさほど変わらず、音楽に合わせてワイドな演出で楽しませてもらった。
担当業者はフジカと思ったが、それならトラックにフジカの文字が入っているはずだが、
文字が見えなかったので、ひょっとして違う業者になったのかな?と調査してみると、
タカノという業者が担当しているらしい。
愛媛県でタカノ・・・!?初耳だ。
家に帰って調べてみると、タカノという業者がフジカに代わって担当している花火大会が何カ所かあるらしいが、
会社の住所からしてフジカと同じ!?
相変わらず愛媛県の花火業者は謎が多い。

帰りは特に渋滞も無くスムーズにしまなみ海道に乗ることが出来た。
あわよくば上浦の花火が見れるかも?と車を走らせると目の前に大玉が見えた。
これ知らない人だと驚いて事故する可能性が大きい。
瀬戸田パーキングに入って何とかフィナーレだけ動画に残すことが出来た。
凄く遠いという訳でもなく、何組かの家族連れが花火見物をしていた。
何気にここも穴場かもしれない。



写真館 二千年一夜