みずほ夏まつり出羽川大花火大会〜島根県瑞穂町

去年、瑞穂で行われる花火大会にアルプス煙火が担当していることを知り、
今年は早くから観覧予定に入れていた。
今年の冬にも瑞穂には訪れているので、
瑞穂へ向かうアクセスを今回はどうしようかと考えたが、
走り慣れた広い主要道路を走ってみると結局、2時間くらいで到着した。





現地に着いたのは17時30分頃で、
臨時駐車場になっている公民館に辛うじて止めることが出来た。
山奥の小さなお祭りだと思っていたが、
県道6号線を歩行者天国にするくらいの力の入れようで、
早くから大勢の人達が訪れていた。
台風5号と梅雨前線の影響で今日も不安定な空だが雨が降らないことを願いたい。
県道6号線沿いには露店や商工会によるバザー、
ステージでは地元中学生による吹奏楽の演奏など盛り上がっていた。
地元の子供達による手作りの灯籠も展示されて見ていて面白かった。
花火の筒場は県道6号線と293号線が合流する少し小高い場所にあり、
構図を練りながら街中を散策。
手作り灯籠を絡めるのも瑞穂らしさがあって良さそうだし、
川沿いに設置された灯籠を入れるのも面白い。
散策しているうちにお腹が空いてきたので、
商工会女性部のブースでお好み焼きを買って腹ごしらえ。



心配していた天気は打上1時間前にして雨が降って来た。
アメダスによると本当に雨が降るか降らないか微妙な所であり、
確実に雨なら近場へ行くことも考えたが、
結局、雨は止むことも無く花火打上時刻を迎えようとしていた。
いろいろ構図の候補地を考えていたが、
傘を差しての撮影は後ろに迷惑なので、出羽川の北側土手から狙うことにした。
土手沿いに並べられた灯籠の雰囲気も良いが、
ポンプ室の小さな建物の軒下が雨宿りになり、
何より人がいないので周りに気にすることなく撮影が出来る好条件な場所だった。
ちなみに候補地の1つであった橋の上は規制看板が無かったが、
立ち止まっての観覧は禁止されていたらしい。




※画像の中央:橋上より花火打ち上げ時進入禁止

20時30分、花火が打ち上がる。
単発、小型煙火、スターマイン、一斉打ちで1セットの展開。
単発の打ち上げに関しては座りが安定せずちょっと問題点があるものの、
割物は良い玉を選んで上げているように見えた。
スターマインも迫力があって打ち上げに工夫されていて面白い。
小高い所から打ち上げているので28mmだと構図からはみ出てしまい、
広角レンズに付け変えれば良かったのだが、
雨の中での撮影だったので単発はほぼ諦めた。
やはり橋の方まで下がった方が撮影場所としては正解だったかもしれない。

20時30分、花火大会が終わるまで結局、雨は最後まで止まず灯籠も時間が経つにつれて1つまた1つと消えていき、
花火は風のお蔭で綺麗に見えたが、撮影は何とも中途半端な結果となってしまった。
しかし久々にアルプス煙火の花火を見れただけでも瑞穂を選んで良かった。
ステージでは神楽が行われており、県道の歩行者天国は何と23時30分まで解除されない。
お蔭で帰りは混雑することも無くスムーズに帰ることが出来た。





写真館 二千年一夜