庄原夏まつり花火大会〜広島県庄原市

庄原の花火はもう何度も見ているので、
今年はそろそろいいかな〜と思ったけど、
そういえば撮る場所はいつも決まっているので、
たまには違う所から撮ろうとドライブ気分で行ってみることにした。
以前は1時間30分くらいかかっていたが、
今はやまなみ海道の開通で1時間くらいで行けるようになった。
17時00分頃に庄原市内に入り、とりあえず夕食の買い出しにとビック庄原へ行ってみたが、
店内の手作り弁当が無くて特に食べたい物も無く無駄な時間を費やしてしまった。
会場から近い市役所の駐車場はほぼ満車状態だったが辛うじて止めることが出来た。
以前まで上野公園運動場の駐車場に止めていたが、
21時まで上野池に続く歩道が通行止めになっているので、
これだと帰りが遅くなるため今回は違う場所に止めてみた。
元々今回は池の西側から撮ろうと決めていたのでちょうど良かった。







17時40分、上空は青空が広がっており8月下旬の庄原とは思えない程の気持ち良い風が吹いていた。
池沿いの歩道は隙間無く場所取りが終わっており打上正面やナイアガラ付近はカメラマンが多く見かけた。
東に行けば行くほど露店の数に比例して観覧客も疎らとなり三脚を立てやすいが、
それだと今までと同じ写真になってしまうので面白く無い。
今回は西から撮る拘りがあったので、
観覧客が疎らな灯籠附近から狙うことにした。
筒場が見えずしかもワイド演出を端から見るという、
普段では絶対に有り得ない角度であるが、
今日はあくまで気軽な気持ちで来ているので場所に関しては特に拘らないことにした。
その後、上野池をどこか小高い所から見れないかウロウロしてみたが、
やはり今回もそれらしき場所は見つからなかった。
上野池の周辺はたくさん露店が出ているので、
露店を絡めて面白い写真が撮れると思ったのだが、
桜の名所だけに木々で露店は見えずらいのでこの構図も断念。
水面の映り込みが王道だが、
それは過去に何度も撮っているので、
結局、灯籠を前景にすることで落ち着いた。
後は花火が上がってみるまでどんな感じになるか楽しみのような不安のような、
そんな時間が流れていった。







19時30分、花火が打ち上がる。
今回も18景と細かく分かれたプログラムの内容。
1景が終わる度に提供読みがあり、煙が停滞するリスクは避けられるが、
上がったと思ったら終わり、上がったと思ったら終わるその繰り返し。
例年通りの演出であれば4か所スターマインや水中花火もあると思われるが、
この場所からではまったくその演出がわからず、改めて花火を見る場所には適していない。
ただ周りの人達は音楽も聴こえるし花火が近くで見れることから意外と楽しんでいるようにみえた。
小規模の玉が殆どなので驚くような玉が上がらなかったが、
ラストはジュピターに乗せて冠菊からの銀冠菊で國友打ちはさすがに拍手喝采だった。
ただワイドで見れないのはちょっと寂しかったが、
庄原にしては珍しく煙の停滞で殆ど見えないということは無く、綺麗に見えただけでも来て良かった。



最後のナイアガラは半分以上見えないので、
早々に機材を撤去して現場を後にする。
お蔭で道路が混雑する前に庄原市内を脱出出来た。




写真館 二千年一夜