キャンドルファンタジー in 湯原温泉〜岡山県湯原町

今日は天気が良ければ東郷湖の夕景を撮りたいので羽合温泉、
イマイチなら湯原温泉と決めていたが、
天気予報は生憎の曇空だったので個人的には羽合温泉に行きたかったが湯原温泉に決めた。
13時に家を出発。
3時間あれば着くと予想したが、
神辺を抜けるのに時間がかかり湯原町に着いたのは16時30分くらいになった。
早く着く必要は無かったのだが、
せっかく湯原へ行くのなら、はんざきセンターに再訪問したかったので、
何とか閉園前にオオサンショウウオを見ることが出来た。
ちなみに訪問時は誰もいなくて貸し切り状態だった。







湯原温泉には河川敷に無料の駐車場があちこちあるので車を止めるのに苦労は無かった。
軽く温泉地を散策して花火打上の現場や撮影する構図を練る。
せっかくキャンドルイベントなので花火とキャンドルを一緒に撮りたいところだが、
露天風呂に設置されているキャンドルを前景にすると裸体の温泉客まで写りそうで後々問題になりそう。
一応、ポスターやリーフレットでよく見かけるので撮影の規制はされていないだろうし、
既に場所取りで三脚が置かれていた。
何カ所か目星を付けたところで花火打上まで3時間。
特にこれといってすることが無いので、
とりあえず足湯に入って体を温める。
手足だけお湯に浸かるスタイルだが、
これが意外と体が温まるのだから不思議である。
来た時は寒かったが、足湯の後はしばらく寒さは感じられなかった。







イベント会場では多数のマルシェが出店しており美味しそうな香りが漂っていた。
温泉地にも飲食店が並んでいるが、
せっかくなのでマルシェでカレーを頂いた。
その後、車の中でしばし休憩して外が暗くなったところで再び会場を散策。
18時からキャンドルに火が灯るので目星を付けていた所を再確認。
暗くなってから徐々に人が増えてきたが、
思ったほどの混雑は無く、こののんびりした雰囲気は山奥にひっそりと佇む温泉地らしくて悪く無い。



花火の打ち上げは20時30分からとかなり遅いが、
温泉に入って食事を済ませた温泉宿泊者にとってはちょうど良い時間帯なのかもしれない。
温泉といえば年寄りが多いイメージだったが、
最近では若い女性やカップルの間でブームになっているのかよく見かける。
特に湯原温泉は足湯も駐車場も無料なので気軽に温泉を楽しむには絶好のスポットだろう。
以前、夜中に夏の花火撮影の移動中に湯原温泉に立ち寄り、
24時間空いている露天風呂に入ったことを思い出した。
小さい頃には家族旅行で訪れたこともある。
考えてみれば湯原温泉に親しみを感じられるのは過去の記憶と繋がっているからかもしれない。



20時30分、ほぼ定刻通りに花火が打ち上がる。
まわりの山々に囲まれているので発射音や開花音は体に響いて心地良い。
5分くらいで終わるかと思ったが、単発のパートもあり10分くらい。
推定300発くらいあったのかな。
当初、キャンドルと花火の構図を考えていたが、
これと言った場所が見つからなかったのでライトアップされた吊橋を前景にしてみたが湯原温泉らしさが出ていれば幸いである。
さすがに花火撮影終了後は体が冷え切って寒い。
こんな時こそ足湯に浸かれば良かったのだが、混雑する前に湯原温泉を脱出。
少し小腹が空いたのでコンビニでカップラーメンを食べて体を温めた。







写真館 二千年一夜